松岡茉優、松坂桃李ら共演『蜜蜂と遠雷』でブルゾンちえみが映画初出演!予告&ポスターが到着
〈キャスト スタッフコメント〉
●ブルゾンちえみ(仁科雅美役)
・自身初の映画オファーをもらった心境
「すごく嬉しかったです。はじめての映画ということもありましたし、さらに“蜜蜂と遠雷”は、もともと買って読んでいた作品でもあったので、ダブルで感慨深かったです」
・実際の撮影を振り返って(ドラマ、舞台とは違うので苦戦したなど)
「映画が初ということでとても緊張していたのですが、石川監督のとても親身で物腰柔らかいお人柄に救われました。カメラマンさんもポーランドの方で、撮影中に英語がよく飛び交っていて、それも新鮮でした。とても素敵なチームで、私の撮影期間は1,2ヶ月ぐらいだったのですが終わるのが凄く寂しかったです」
・女優ブルゾンちえみの今回の役作りについて
「松坂桃李さん演じる明石の幼馴染役をやらせてもらったのですが、“同級生男子にどうやって接してたかな〜?”と中学や高校時代を思い出しながら、松坂さんを同級生だと思いこむ作業をしました(笑)あとは私のやった役は"一番視聴者に近い存在だな"と感じたので、とっつきやすい存在になったらいいな、というのを心がけました」
・完成版を観ていたら、映画の感想
「素敵な時間でした。石川監督の前作『愚行録』(17)とは今回全然違うテイストの作品で、どんな感じになるんだろう?と思っていたのですが完成版をみて“素敵だ!”と強く思いました。現実的な話なんだけど、どこか違う世界、夢の世界に入りこんだような気持ちになり、儚く切ない気持ちにもなりました。老若男女、誰もが楽しめる作品だなあと思いました」
●石黒裕亮プロデューサー
「雅美という存在は、世界的に名高いピアノコンクールという場で、唯一クラシックに詳しくない、ある意味“異質”な存在です。でも、彼女がいるからこそ、原作“蜜蜂と遠雷”は、より多くの人が世界に入りこめた。映画では、そんな雅美の役割を、より強くしたい思いでブルゾンさんにオファーしました。なにせ、松岡茉優、松坂桃李、森崎ウィン、鈴鹿央士ら役者たちが勢ぞろいするなかで、女芸人という“異質”な存在です。しかしそんなチャレンジを、ブルゾンさんは見事こなしてくれました!きっと多くの人が映画の世界に入りこむきっかけを生みだしてくれたと感じています」
文/編集部