アニメ「SKET DANCE」、快調にアフレコスタート!
学園生活を円滑に送るための人助けを目的に結成された学園生活支援部、通称“スケット団”。そのメンバーたちが織りなす痛快学園群像劇、それが「SKET DANCE」だ。原作マンガが週刊少年ジャンプで好評連載中、4月からアニメ化もされる本作。そのアニメ第1話のアフレコが都内のスタジオで行われた。
アフレコ後に行われた記者会見では、スケット団の3人を演じる吉野裕行(ボッスン役)、白石涼子(ヒメコ役)、杉田智和(スイッチ役)が作品への意気込みを語った。
――今回のそれぞれの役どころを教えてください
白石「ヒメコはわかりやすい性格で関西弁、そしてこの3人だとツッコミ担当ですね。紅一点だけど、みんなを引っ張っていく熱血的な性格です。時には恋人、時には女房のようにボッスンをサポートしています」
吉野「ボッスンは“スケット団”として学園の生活をサポートするような部活をしているんですが、一番子供ですね。オカンのようなヒメコ、オトンのようなスイッチに支えられてやっています。何だかエアーのような感じのキャラで時にはツッコんでいますが、基本的にイジラれキャラです(笑)」
杉田「スイッチは音声合成ソフトで会話をするという特殊なキャラクター。とても自由度が高く、言い換えれば答えを出すのが難しいキャラですね。演じるのも難しく、ただその自由度、難易度を視聴者に伝えないように頑張っていきたいです」
――今回のアフレコを終えての感想をお願いします
白石「正直すごい疲れました。大変だろうなとは思っていましたが、毎週より頑張っていかないとなと思いました。作品も勢いがあって面白かったです。家で練習している時は一人でツッコんだりしていましたが、スタジオに行くとふたりがいたので、ツッコミがいがありましたね」
吉野「アニメ化が発表されてから少し時間が経つんですが、その実感もなくぼんやりと臨んでいた気がします。というのも、キャラの設定上、あまり身構えてはいけないなと思ったので。原作のイメージを壊さず、この作品のテンポ感を伝えればと思っています」
杉田「タツノコプロ制作ということで、爆発する時に“ボカーン!”ってなったら嬉しいなと思いながらやっていました。音声合成ソフトでの会話ということで、台本にSEと書いてあっても、これを言葉で発した方が良いのか、BGMと書いてあっても芝居で音声を演じた方が良いのか、という迷いが生じてました。とりあえず全部やりました。使われているかはオンエアをご覧ください」
――本作の魅力を教えてください
吉野「難しくなく、大きな仕掛けもないので、取っ付きやすい作品ですね。話もポジティブで良いと思います」
杉田「逆に視聴者の皆さんがどういうふうに見ているかが気になりますね。(スイッチ風に身振りをしながら)ご感想はこちらの宛先までお願いします」
――撮影中にアドリブはありましたか?
杉田「監督がこちらを信頼してか、“何かありますか?”と逆にどんどんアドリブを要求してきましたね。要約すると“オモロイこと言えよ”と言われてました」
白石「杉田さんはそんな監督の要求にどんどん応えてアドリブで話していたんですけど、私はそれにツッコまないといけなくて、ぽかんとしちゃいました」
――最後に視聴者へのメッセージをお願いします
白石「スケット団らしい、ドタバタした空気でやっておりますので、ぜひ見てください」
吉野「大人も子供も楽しめる作品です。ぜひ、親子で楽しんでほしいですね」
杉田「この3人組はとても温かく、自由にやらせていただいてます。ぜひ応援よろしくお願いいたします」【Movie Walker】
2011年4月よりテレビ東京系列にて放送開始