横浜流星は「メロンパンを食べてるだけで素敵」!?『いなくなれ、群青』撮影秘話を監督が暴露
9月12日(木)、映画『いなくなれ、群青』の大ヒット御礼舞台挨拶が新宿バルト9にて開催され、横浜流星、松岡広大、柳明菜監督、菅原大樹プロデューサーが登壇。16日が誕生日の横浜に、サプライズでケーキが贈られた。
謎だらけの階段島を舞台にした唯一無二の世界観と、心に深くくさびを打つような美しい文章で、広く熱く愛されている原作の空気感を大切に再現したのは、新鋭の柳明菜監督。「不幸じゃなければ、幸福だと言い張ることだってできる」と考える悲観的な主人公の七草には、今最も観たいと熱望される存在となった横浜流星、七草の幼馴染役には飯豊まりえが起用されている。
イベントでは、「『いなくなれ、群青』のメンバーからケーキが届いています!」と、階段島を再現した大きなケーキが運ばれてくるサプライズがあり、「すげ~!階段島だ~!」と驚きの表情を見せた横浜。「めちゃくちゃ再現されてる。めっちゃうれしいです。あとで美味しくいただきます!」と喜び、続けて「23歳になります。まだまだ未熟者なので、変わらずいろんな作品と役に挑戦して、ひとつひとつしっかりと実力をつけていきたいなと思います。たくさん学んでいきたい」と真摯に抱負を語っていた。
また、撮影時を振り返りながら“いまだから話せる裏話”も披露したメンバー。話題は、観賞後の感想として、よく話に出てくるという「メロンパン」に。
柳監督は「(横浜が)メロンパンを食べた時、ちょっと口に付いてらしたんですよ。それで、(編集の時に菅原プロデューサーから『消して』と言われたが)『絶対可愛いです!残しておこう』って言ったんですよ」と、当時の攻防を振り返り。これに共感した来場者たちから拍手が沸き起こると、柳監督は「メロンパン食べてるだけで素敵なんです!」と太鼓判を押していた。
取材・文/平井 あゆみ