富野由悠季の想いが詰まった「Gのレコンギスタ」、劇場版第1部の有料配信が決定!
富野由悠季が自ら総監督を務め、すべてのエピソードの脚本も手掛けたテレビアニメ「ガンダム Gのレコンギスタ」の劇場版第1部となる劇場版『Gのレコンギスタ I』「行け!コア・ファイター」が11月29日(金)より2週間限定で上映。このたび本作が、劇場公開と同日より有料配信されることが決定した。
2014年よりTBS/MBS系列の「アニメイズム」枠で放送された「ガンダム Gのレコンギスタ」全26話に新作カットを追加し、映像を再編集した5部作に及ぶ今回の劇場版。第1部では地球上のエネルギー源であるフォトン・バッテリーを宇宙よりもたらすキャピタル・タワーを護るキャピタルガード候補生のベリル・ゼナムが、初めての実習で海賊部隊の少女アイーダと出会い、彼女が「G-セルフ」と呼ぶ高性能モビルスーツを起動できることを知る物語が描きだされていく。
本作の有料配信は、劇場公開初日である11月29日の正午からスタート。Prime VideoやTSUTAYA TV、DMM.comなどでは視聴期間や視聴回数に制限のないデジタルセル配信が、ガンダムファンクラブやバンダイチャンネルなどでは視聴期限のあるレンタル型配信で行われるとのことで、配信期間や配信価格などの詳細は各配信サービスで確認してほしい。
また2020年1月28日(火)にはブルーレイ&DVDが発売されることも決定。通常版に加え、特製解説書やブックレット、富野由悠季の軌跡をたどるドキュメント映像などが収録された特典ディスク付きのブルーレイ特装限定版、さらに貴重な絵コンテと録音台本が特典として付いたブルーレイパーフェクトパック(初回限定生産)も同時発売される。
先日行われた「ぴあフィルムフェスティバル2019」で特別先行上映が実施され大盛況となった本作。その際トークショーに登壇した富野は「改めてこの作品を観ても、一般的に伝わるように作られてない」と反省を述べながら「もしこれを観て5、6人でも伝わる人がいるならば『Gのレコンギスタ』という作品は50年持つと思います」と、自信をのぞかせた。
是非ともこの機会に、富野の熱い想いと、未来に生きる子どもたちへ向けた強いメッセージが込められた本作を劇場で体験し、そして配信やブルーレイでも繰り返し堪能してみてはいかがだろうか。
文/久保田 和馬