山下大輝&岡本信彦、デクと爆豪の“共闘”アフレコ秘話を語る!「デクの覚悟を感じた」

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山下大輝&岡本信彦、デクと爆豪の“共闘”アフレコ秘話を語る!「デクの覚悟を感じた」

クライマックスの激闘に注目!
クライマックスの激闘に注目!

テレビアニメ化もされている人気漫画の劇場版第2弾『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング』の初日舞台挨拶が12月20日にTOHOシネマズ日比谷で開催され、山下大輝、岡本信彦、梶裕貴、佐倉綾音、黒沢ともよ、寺崎裕香、井上芳雄が登壇。デク役の山下と爆豪役の岡本が共闘シーンを振り返り、アフレコ秘話を明かした。

【写真を見る】梶裕貴、佐倉綾音も!人気声優大集合の初日舞台挨拶の様子
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本作は、「週刊少年ジャンプ」にて連載を開始して以来、コミックスの累計発行部数2500万部を突破している、堀越耕平による人気漫画の劇場版。総人口の約8割が超常能力“個性”を持って生まれる世界で、主人公、緑谷出久が一人前のヒーローとして成長していく姿を描く。劇場版最新作では、日本の南に位置する那歩島を舞台に、突如現れた最凶の敵であるナインに、1年A組の生徒全員で立ち向かう。

クライマックスの戦いについて、山下は「そこにかけていた感じはある」と告白。「アフレコの時もいままでと録り方が違った。いつもは無音のなかで録っていたんですが、そのシーンはあえて『この曲を流すから』と曲を聴きながらアフレコをした。迫力のあるシーンにこういう曲がかかるんだと、ギャップを感じた」と語る。

岡本は「聴いた瞬間に、デクの覚悟を感じた」とコメントし、「かっちゃん(爆豪)は相手の側に立って考えることがなかった。初めて気遣ったことにビックリした。ラストシーンが一番の肝だった」と続けた。さらに「命をかけながら収録することってなかなかないこと。それができる作品に出会えたことがとてもうれしい」と並々ならぬ愛情を傾けていた。

ナイン役を演じた井上芳雄
ナイン役を演じた井上芳雄

最凶の敵、ナインを演じた井上は「これ以上、悪いヤツはいないという最凶。強すぎるなと思いました」と演じた役柄の印象を吐露。那歩島に住む少女を演じた黒沢とは、黒沢の幼少期にミュージカルで“一心同体”の役として共演したことがあるそうで、井上は「まさか、ともよにあんなひどいことをすることになるとは」とナインの気持ちになって語り、黒沢も「あんなにがっつり痛い目にあわされるなんて!」と笑顔。「でもかっこよさは同じ」と井上とナインの共通点を話し、井上を「上手に言うようになったな」と喜ばせていた。

取材・文/成田 おり枝

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