10分でわかる「スター・ウォーズ」総復習！“スカイウォーカー家”40年の歴史を辿る

ルークとダース・ベイダーによる銀河の命運を懸けた戦いの始まり

タトゥイーンに暮らす青年ルークは、廃品として売りに出されていたR2-D2とC-3POの2体のドロイドを購入する。2体は反乱軍の指導者で帝国に捕らわれたレイア姫のメッセージを持っていた。ルークはレイアを救出するため、ジェダイのオビ＝ワン、宇宙船ミレニアム・ファルコン号を所持する密輸商人のハン・ソロとチューバッカと共に宇宙へと飛び出す。

帝国の宇宙要塞デス・スターに乗り込み、レイア姫を救出した一行だったが、ダース・ベイダーとの戦いでオビ＝ワンが消滅してしまう。なんとか反乱軍の基地にたどり着いたルークは、軍のパイロットと共にデス・スターへの攻撃を開始。破壊に成功し、反乱軍は大きな勝利を収めるのだった。

ジェダイの修行を受けるルークに衝撃の事実が告げられる

デス・スター破壊から3年。皇帝ことダース・シディアス率いる帝国との戦いは激烈を極め、反乱軍は追い詰められていた。ルークはフォースと一体化したオビ＝ワンにより、惑星ダゴバに隠居するジェダイ・マスターのヨーダに師事するように言われる。一方、帝国軍の追撃を受けるレイアはソロらと共に逃走し、彼の旧友ランド・カルリジアンが執政官を務める惑星ベスピンへと向かう。

しかし、ランドの裏切りでソロは氷漬けとなって賞金稼ぎに引き渡され、レイアにも危険が迫っていた。彼女の危機を感じ取ったルークは、ヨーダの制止を振り切って救出に向かう。レイアは改心したランドに救われるも、ルークの前に宿敵ダース・ベイダーが現れる。力の差は歴然で追い詰められるルーク。そして、父の仇敵だと思っていたベイダーこそが、父アナキンであるという衝撃の事実を知らされる。

ルークとダース・ベイダー、宿命の戦いに決着…

さらに1年ほどの月日が流れた。ジェダイとして大きく成長したルークは、レイアやランドらと共にソロの救出に成功する。ルークは修行を完成させるためヨーダのもとに戻るが、彼には死が迫っており、教えられることはもうなにもないと告げられる。ヨーダの消滅後、霊体のオビ＝ワンが現れ、レイアが双子の妹だと教えられる。

レイアら反乱軍が帝国との最終決戦を進めるなか、ルークはベイダーとの決着をつけるため、単身で建造中の新たなデス・スターへ乗り込む。息子を暗黒面に引き込もうとするベイダーだが、ルークはこれを拒否。激しい戦闘の末、ルークは父を追い詰める。シディアスから止めを刺すように言われるが、ルークは拒絶し、彼に電撃を浴びせられる。苦しむ息子の姿を見たベイダーはアナキンとしての心を取り戻し、シディアスを奈落に落とし葬り去る。しかし、彼の生命維持装置も破損しており、ルークに見守られながらの最期を迎えるのだった。