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『楽園』『太陽は動かない』で味わい尽くす、吉田修一作品の“最深部”

コラム 2020/5/19 20:30

『楽園』『太陽は動かない』で味わい尽くす、吉田修一作品の“最深部”

連続ドラマから映画版へと展開する『太陽は動かない』

【写真を見る】藤原竜也&竹内涼真が“スパイ”として大活躍!サスペンスとアクションが融合した『太陽は動かない』
【写真を見る】藤原竜也&竹内涼真が“スパイ”として大活躍!サスペンスとアクションが融合した『太陽は動かない』[c]吉田修一/幻冬舎 [c]2020「太陽は動かない」製作委員会

吉田が原作を務める作品といえば、産業スパイの活躍を描く「AN通信エージェント・鷹野一彦」シリーズを藤原竜也と竹内涼真の共演で実写映画化した『太陽は動かない』(近日公開)も要注目の作品だ。こちらは映画版の公開に先駆けて、WOWOWで連続ドラマW「太陽は動かない-ECRIPSE-」も放送されるなど、2020年を代表する壮大な映像化プロジェクトとして早くから大きな期待が寄せられている。

世界を股にかけながら暗躍するエージェントの鷹野一彦が、相棒の田岡亮一と共に巨大な陰謀が渦巻く情報争奪戦に身を置いていく様を描いたスタイリッシュなアクション・サスペンスである同作。映像化が決まった際に吉田は「世界観、ヒューマニティ、ストーリー、そのどれをとってもこれまでの自著にはないスケールの大きな小説になりました」と振り返りながら映像化への強い期待をコメントしている。東欧の国ブルガリアで1か月にわたって撮影された大きなスケールのアクションの連続と、息つく暇もない物語は、吉田ファンならずとも必見だ。

「鷹野一彦」シリーズを藤原竜也&竹内涼真の共演で映像化した『太陽は動かない』
「鷹野一彦」シリーズを藤原竜也&竹内涼真の共演で映像化した『太陽は動かない』[c]吉田修一/幻冬舎 [c]2020「太陽は動かない」製作委員会

吉田文学の真骨頂ともいえる濃密な人間ドラマ&サスペンスを丁寧に掘り下げた『楽園』と、そこにアクションという映画ならではの視覚的魅力が加わった大作『太陽は動かない』。両方の作品を観ることで、吉田作品の最深部に触れられること間違いなし。是非ともその魅力を、余すところなく堪能してみてはいかがだろうか。

文/久保田 和馬

■『楽園』
iTunes Store、ひかりTV、U-NEXT、dTV、Amazon Prime Videoほか
各サービスにて配信中
Blu-ray&DVD 発売中
価格:Blu-ray 5,800円+税、DVD 4,800円+税
発売・販売元:ハピネット

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