表紙を飾ると雑誌が売れるスターにサラ・ジェシカとミラ・クニス
新聞雑誌部数公査機構ABCの調査によれば、2011年に発行された米誌の表紙に写真が使われたスターたちの中で、最も雑誌の販売部数を伸ばしたのは、サラ・ジェシカ・パーカーとミラ・クニス、ジェニファー・アニストンだったと英紙デイリー・メイルが伝えている。
サラやジェニファーは、以前から雑誌の販売部数を伸ばす人気セレブとして定着しているが、2011年はミラ・クニスの活躍が目立ったそうで、GQ誌、W誌、コスモポリタン誌など、彼女が表紙を飾った号はいずれもその年の最高販売部数、またはそれに近い数字を達成しているという。
『ステイ・フレンズ』(11)でミラ・クニスと共演したジャスティン・ティンバーレイクは、対照的に販売部数を落ち込ませたスターの一人だそうで、彼が表紙を飾った号のEsquire誌は、2011年最低の販売部数になったそう。さらに、ティーン向けの雑誌では販売部数を伸ばすジャスティン・ビーバーも、大人向けの雑誌の表紙に使われると逆の効果を生むようで、彼が表紙を飾った号のヴァニティ・フェア誌は、現在の編集責任者が1992年に就任して以来、ワースト3位の販売部数になったという。
また、レディー・ガガは表紙写真のイメージによって販売部数が変化するようで、ステージ同様の奇抜な衣装とメーキャップで表紙を飾ったヴォーグ3月号は2011年で2番目に高い販売部数を達成したが、すっぴんで表紙に登場したハーパース・バザー誌10月号はふるわず、同年ワースト3位の販売部数になったという。【UK在住/ブレイディみかこ】
作品情報へ