カリスマ的バイクマンガが待望の映画化! カスタムバイクのスピードバトルにマニアも納得
1987年から連載が続く東本昌平のバイクマンガ「キリン」。リアルなマシン描写と、バイク乗りたちが織りなす熱い群像劇の融合で、マンガファン、バイク好きの双方から高い支持を得ており、文字通りのバイブルとして、シリーズ累計600万部の売り上げを誇る人気作だ。そんな原作の中でも特に人気が高い第1部「POINT OF NO RETURN!」を映像化した『キリン POINT OF NO-RETURN!』が3月3日(土)より公開される。
GSX1100S カタナを操る“キリン”と呼ばれる中年男が、ポルシェ911とバトルを繰り広げるというストーリーの本作。やはり見どころはCB1100RやGSX1300R ハヤブサなど、バイクマニア垂涎のカスタムバイクが多数登場し、画面狭しと展開する大迫力の公道バトルだろう。この映画でしか見られないカスタムバイクも多数登場するところも見逃せないポイントだ。
もちろんそれだけでなく、危険な闘いに身を投じていくバイク乗りたちが紡ぐ熱いドラマも必見だ。主演は『あの夏、いちばん静かな海。』(91)、『BROTHER』(00)などの北野武作品で際立った存在感を放っていた真木蔵人。大人の色香を漂わせ、スピードの世界にしか生きられない男の哀愁とロマンを渋く演じ上げている。
監督を務めるのは、自身もライダーである大鶴義丹。レーシングチームをプロデュースしたり、雑誌で連載を持つなど、芸能界随一のバイクマニアとして知られているだけに、リアルな描写には原作ファンやバイク好きも納得できるはず。遠い昔にバイクを降りてしまった方も、本作を見れば胸が熱くなり、当時の血が騒ぎ始めるかも!?【トライワークス】
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