故ホイットニー・ヒューストン、今夏本格復帰を目指して準備中だったことが明らかに

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故ホイットニー・ヒューストン、今夏本格復帰を目指して準備中だったことが明らかに

2月11日にビバリー・ヒルズ・ホテルで急逝したホイットニー・ヒューストンが、今年8月に歌手として本格復帰を果たす準備をしていたことがわかった。

現地時間2月18日にホイットニーの生まれ故郷であるニュージャージーで執り行われた葬儀で、ホイットニーの才能を見出した元コロンビア・レコードの社長クライヴ・デイヴィスが明らかにしたもので、「先週、ホイットニーが、ボディーガードもセキュリティーも伴わずに一人で私のところにやってきたんです。そして『毎日1、2時間泳いでいるし、体の調子が良くなってきたので、歌手として本格的に復帰しようと思っていることを、知らせたかったんです。煙草も止めてボイストレーニングもたくさんしているので、8月までには準備が整います』と、私に向かってとても穏やかに話した」そうで、クライヴは神までもが待ち望んでいるホイットニーの復活を大歓迎し、全面的にサポートすることを約束したとWENN.COMが伝えている。その数日後にホイットニーが急逝するわけだが、故マイケル・ジャクソンもロンドン公演での本格復帰を果たすための準備に取りかかっている最中に急逝しているのは偶然だろうか。

『ボディー・ガード』(92)でホイットニーを女優デビューさせた共演者のケビン・コスナーが弔辞の中で、「あれだけの実力がありながら、彼女は常に『これで大丈夫かしら?』『みんなは私のことを好きかしら?』と心配していました」と語っていたように、トップの座にありながら、常に自分の存在や実力を問いかけ、あくまで謙虚だったというホイットニー。

死因は今なお明らかにされていないが、ドラッグやアルコール依存症などに苦しみリハビリ生活を経て、2009年に久々にアルバム「I Look to You」をリリース際には、乱れた生活から以前のような声が出なくなっており、「ホイットニーは終わった」とささやかれた過去があることや、人々が弔辞で語っていた人柄を考えると、復帰の陰で相当のプレッシャーを感じていたことが伺われる。あと数ヶ月で天使の歌声を聞くことができたかと思うと、本当に残念でならない。【NY在住/JUNKO】

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