ナタリー・ポートマンがベンジャミン・ミルピエと結婚!
昨年『ブラック・スワン』(10)で第83回アカデミー主演女優賞を受賞し、今年は主演男優賞のプレゼンターとして受賞式に出席したナタリー・ポートマンが、婚約者のベンジャミン・ミルピエと既に結婚していたことが明らかになった。
同作の出演がきっかけで知り合ったナタリーとベンジャミンは、妊娠をきっかけに、2010年12月に妊娠と婚約を発表。ナタリーは、大きなお腹を抱えてアカデミー賞受賞式に出席した。昨年6月に男の子を出産したナタリーは、今年はフレグランスの広告塔を務めるクリスチャン・ディオールの赤いヴィンテージのドレスに、ハリー・ウィンストンのイヤリングとダイヤモンドのネックレスを身につけて仲良くベンジャミンとレッドカーペットを歩いたが、最初に目ざとくナタリーの左手薬指に光る指輪に注目したのはUsウィークリー誌だった。
写真では、ナタリーが昨年つけていた婚約指輪とは違う大きなダイヤの指輪をつけており、またベンジャミンも左手の薬指に指輪をしていたことから、メディアがいっせいに入籍済みと報道。WENN.COMなどは「秘密主義のふたりがわざわざ指輪をしてきたのは、この場で結婚を知らせたかったのでしょう」と結婚を確信していたようだ。
それを受け、ふたりの婚約指輪をデザインしたミルピエの友人で、元バレエ・ダンサーのジュエリーデザイナー、ジェイミー・ウルフが、「私がふたりのつけている結婚指輪のデザインをしました。リサイクルのプラチナと紛争ダイヤモンドではないダイヤモンドを使用しています」と、ふたりの結婚を認めた。
ジェイミーによれば、エコにこだわりのあるミルピエの要望で、プラチナは婚約指輪同様にリサイクルのものを使用。また婚約指輪の際にも、平和主義者であるナタリーのためにミルピエから、紛争ダイヤモンド(レオナルド・ディカプリオ主演作『ブラッド・ダイヤモンド』で話題になった紛争の資金調達のため不法に取引されるダイヤモンド)を避けるよう指示があったため、今回もそれに従ったという。
ところで、アカデミーシーズンが終わると必ず話題になるのが“オスカーの呪い”だ。今年、主演女優賞を受賞したメリル・ストリープには当てはまらないだろうが、過去には二コール・キッドマン、ハル・ベリー、ケイト・ウィンスレット、リース・ウィザースプーン、そして2年前のサンドラ・ブロックが受賞後に電撃離婚する事態に発展したことは記憶に新しい。
幸せの絶頂だったナタリーの動向にも注目が集まっていたが、どうやら主演女優賞と伴侶、子供まで同時に授かったナタリーはその例にあてはまらなかったようで、本人も周囲も胸をなでおろしていることだろう。【NY在住/JUNKO】