栗山千明、東京国際映画祭のミューズとして猪瀬東京都知事を表敬訪問

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栗山千明、東京国際映画祭のミューズとして猪瀬東京都知事を表敬訪問

10月17日(木)から開幕する第26回東京国際映画祭の顔というべき“フェスティバル・ミューズ”となった栗山千明。彼女が、映画祭の事務局や実行委員会の関係者と共に、10月10日に東京都庁を訪れ、猪瀬直樹東京都知事を表敬訪問した。都は、コンペティション部門を共催する。都知事に対面した栗山は「気さくに話していただけて良かったです」と感想を語った。

猪瀬都知事は、9月に開催された第68回国民体育大会で、映像の手応えを感じたそうで「国体の開会式でも思ったけど、映像の持っている力は大変なものです」と、東京国際映画祭へも興味を示すと、栗山も「東京が選ばれるのは、それだけの力があるということですね」と目を輝かせた。都知事は「外国から帰ってくると、東京って良いなと思う。でも、それは体験してみないとわからない」と強調。都知事は、東京の魅力が満載の「TOKYO COLORS」などのパンフレットやDVDを栗山にプレゼントした。

また、栗山は、「都知事にお会いできたり、都庁に来ることもなかなかないので、そういう機会をいただけて光栄です」と、笑顔を見せた。また、 東京国際映画祭について「映画祭というと、堅苦しいイメージがあるかもしれないけど、お祭りだと思って楽しんでほしいです」とアピール。

そして、同席した第26回東京国際映画祭ディレクター・ジェネラル椎名保(KADOKAWA取締役相談役)が、東京オリンピックと映画祭についての熱い思いを語った。「今回、就任してから、オリンピック招致については、興味を持って見守っていたので、本当に決まって良かったです。これで人が増えてくれるのを一番楽しみにしていました。また、7年後のオリンピックに向け、若い世代が切磋琢磨している。映画も同じで、若い人を応援したい。若い世代が育って海外に巣立ち、東京国際映画祭へ戻ってくるというふうになれば素晴らしいです」。

10月17日(木)から10月25日(金)まで、六本木ヒルズをメイン会場として開催される第26回東京国際映画祭。本日、1964年に開催された東京オリンピックの全貌を描いた市川崑総監督の長篇記録映画『東京オリンピック』(65)のデジタル修復版が、映画祭の最終日である10月25日(金)にワールドプレミア上映されることが発表された。今年は来日ゲストも豪華で、オープニング作品『キャプテン・フィリップス』(11月29日公開)のトム・ハンクスや、『マラヴィータ』(11月15日公開)のロバート・デ・ニーロ、『ブリングリング』(12月14日公開)の監督ソフィア・コッポラと父親フランシス・フォード・コッポラの親子などの来日が予定されている。【取材・文/山崎伸子】

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