ギリギリの精神状態で撮了!映画『人狼ゲーム』続編が土屋太鳳主演で公開決定
大ヒットしたネットゲームを基にした映画『人狼ゲーム』の続編となる映画『人狼ゲーム ビーストサイド』が、8月30日(土)から女優・土屋太鳳の主演で公開されることが決定した。
「人狼ゲーム」は、もともとヨーロッパの古典的なゲームから端を発したネットゲーム。さまざまな国からルールを改良したゲームが出て、ネット上で盛んに遊ばれることで人気を博し、テレビ番組、アプリ、小説とメディアミックスに展開されている。前作『人狼ゲーム』は2013年10月に、桜庭ななみの主演で公開された。
『人狼ゲーム ビーストサイド』の主演は、「連続テレビ小説『花子とアン』」(NHK総合ほか)に出演するなど注目の女優・土屋太鳳。監督は、ベルリン国際映画祭で最優秀新人作品賞を日本人で初受賞した熊坂出氏。
土屋演じる樺山由佳が高校生10人による2度目の殺戮ゲームの席に着いているところから物語はスタート。「人狼」のカードを与えられた由佳は、村人たちを欺き、一人ずつ殺していくことに、いつしか興奮を覚えていく。
出演は土屋と、ファッションモデルで最新作『渇き。』で強烈な印象を残した森川葵、ドラマ「弱くても勝てます」(日本テレビ系)に出演した俳優・桜田通のほか、佐久間由衣、小野花梨、加藤諒、育乃介、國島直希ら。土屋は由佳を演じるにあたり、「理不尽なものに巻き込まれていくと人はどうなってしまうのか、由佳として、ただ必死で生きることに集中しました」と振り返る。
撮影はストーリーの順を追って進んでいく。その中で共演者が役の上で死亡して数が少なくなっていくことに、「胸が締め付けられそうに悲しかったし、口にするせりふも全部苦し過ぎたし、何でこんなことになったんだろうと怒りを覚えながら突き進むしかなかった」とギリギリの精神状態だったそう。「まだ自分で映像を観る勇気がない」と言いつつも、「この作品に出会う人が、自分を本当に大切にするってどういうことなのか、本物の生きる実感ってどこにあるのかって感じ、考えてくれたらと心から願います」とPRした。
熊坂監督に「座長、土屋太鳳は世界最強!」と力強い言葉で言わしめた土屋太鳳の迫真の演技に注目が集まる。