向井理と片桐はいり、「無防備に楽屋でいっしょに寝てた」と監督が暴露
向井理と片桐はいりが姉弟を演じた『小野寺の弟・小野寺の姉』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶が10月31日に新宿ピカデリーで開催され、向井、片桐、西田征史監督が登壇。ぴあの出口調査で満足度ナンバー1になったということで向井は「すごくうれしい。満足度ってバロメーターなので」と笑顔を見せた。クロストークの後、向井たちから、感謝の気持ちを込めて、スペシャル映画グッズが当たる抽選も行われ、大盛況だった。
『小野寺の弟・小野寺の姉』は、両親を亡くしてから一軒家で暮らす、不器用な姉弟の恋を描く、温かい人間ドラマ。向井は「同業者も見てくれて、『明日も頑張ろうと思った』とか、前向きなことを言ってもらえてうれしかった」と、手応えを語った。片桐も「何度かんでも味がなくならない酢昆布みたいな映画、味がなくらないガムみたいな映画です」と、本作をアピール。
西田監督は、向井と片桐の仲良しぶりを、改めて強調。「撮影した一軒家に控室があり、呼びに行ったら、ふたりが横で寝てるんです。男女じゃないですか!主演女優と、主演男優でしょ!?2人が無防備に寝てるのを見て、姉弟みたいだなと思いました」と感心する。向井と片桐は「全然覚えてない」とのこと。片桐は「でも、これだけいっしょにいて、何の噂もない。悔しいなと。Twitterでも『片桐はいり、くそ~!』みたいなものも全くなかった」と文句を言い、会場は大爆笑。
また、3人とも続編への意欲が高く、向井が「何でもできると思うんです。西田さん次第で」と前向きに言うと、片桐も「寅さん映画みたいに46作?」と西田監督にラブコール。続けて「信長の時代に行くとかね」と、向井が出演している連ドラ「信長協奏曲」を引き合いに出すと、西田監督が「ジャンル、変わっちゃってませんか?」と笑い、向井も「すぐ斬られそう」と突っ込む。3人は終始、息がぴったりな掛け合いで、会場の笑いを取った。【取材・文/山崎伸子】