性転換の元五輪選手が女性化粧品の広告塔に?

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性転換の元五輪選手が女性化粧品の広告塔に?

キム・カーダシアンの義父で元五輪選手のブルース・ジェンナーが、ケイトリン・ジェンナーという名の女性になってヴァニティ・フェア誌の表紙を飾り、大きな話題になっている。

これを受け、化粧品メーカーM・A・Cがケイトリンを広告キャンペーンの顔として起用することを希望していると英紙デイリー・メールが伝えている。

M・A・Cのスポークスパーソンはデイリー・メールの取材に対し、まだ契約書に署名を交わしてはいないが、同社はケイトリンの勇気を称賛すると答えている。

同社はこれまでレディー・ガガやリアーナ、クリスティーナ・アギレラなどを広告モデルとして起用してきたが、ケイトリンもこれらの華やかなセレブたちのリストに名を連ねることになりそうだ。

ケイトリンがモデルを務めるのは同社のビバグラムの製品で、このブランドの売上は全てエイズ基金に寄付されている。ドラァグクイーンのル・ポールや同性愛者シンガーのk.d.ラング、エルトン・ジョンらがその活動の宣伝のために一役買ったことがある。

「ビバグラムは、真実を語ることを恐れない勇敢で影響力のあるセレブリティ―を祝福してきました。だから、ケイトリンは完璧なブランドの顔になるでしょう」と同社の関係者がHollywoodLifeに話している。

また、デイリー・メール紙に対し、M・A・Cは「我が社はすべての年齢、人種、性別の人々を尊重し、長年にわたりLGBTコミュニティーを支援してきました。我々はケイトリン・ジェンナーと彼女の旅路に刺激を受け、その勇気と美しさを称賛します」と語っている。【UK在住/ブレイディみかこ】

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