斎藤工、鳥居みゆきに公開謝罪!男気が招いた悲劇とは
忍者アクション映画『虎影』(公開中)の大ヒット舞台挨拶が7月4日に新宿武蔵野館で開催され、斎藤工、鳥居みゆき、西村喜廣監督が登壇。鳥居が初共演となった斎藤について「すごく優しい」と印象を告白。「飲み会で銀杏を剥いてくれて。『私の銀杏を剥いた斎藤工』ってなんかこのフレーズ、エロいな」と話すなど、暴走トークで会場の大爆笑を誘った。
本作は、かつて“最強”の名を欲しいままにしていた忍者・虎影(斎藤)が、愛する者を救うため命がけのバトルに挑む物語。鳥居はくノ一役を演じている。
斎藤を「妖怪壁ドン男」と呼ぶなど好き放題の鳥居だったが、「現場ですごく気を遣ってくれた」と斎藤の優しさに感謝しきり。「馴染めてないんじゃないかと思われて、クラスでいたじゃないですか。この子、仲間にいれてあげてみたいな。そういうふうに扱ってくれて。私、惨めでした」と鳥居節をお見舞いして、会場を笑わせた。
さらに鳥居は、「会費が3000円と言われて」と打ち上げでのエピソードを告白。「一万円しかないやと思って、お釣りをもらおうと思って一万円を出そうとした時に、斎藤工が『俺、一万円出します』って言ったの。そうしたら会費を集めている人に、『鳥居さんもいいんですか?ありがとうございます』って言われちゃったんだから!7000円!」と斎藤の男気のせいで、7000円を損したことを明かすと、またまた会場も大爆笑。「歩いて帰ったんだから!」というと、斎藤も「それはごめん」と謝罪していた。
斎藤は「西村組の鳥居さんを見てみたかった。鳥居さんにしか演じられないくノ一になった。素敵だった」と鳥居の演技を絶賛。また大ヒット舞台挨拶として、観客の前に立てたことについても「公開3週目で、ここが勝負の分かれ目です。こうやって関わった人間が直接届けるというのは、すごく健康的だなと思う。『虎影』もここからさらに挑戦していきますので、これからも見守っていただけたら」と感無量の面持ちでコメント。西村監督も「何回も観てくれているお客さんもいる。こういうことは初めてですごく感激しています」とうれしそうな笑顔を見せていた。【取材・文/成田おり枝】