ウィリアム王子、弁当持参で初出勤!研修終えて勤務へ
7月13日、英国王室のウィリアム王子が民間企業イースト・アングリアン航空救急(EAAA)の操縦士として初出勤すると英紙デイリー・メールなどのメディアが伝えている。
長かった研修を終え、ようやく緊急輸送機操縦士として実際の任務に当たる日が来た。夜間シフトもあり、クリスマス当日も勤務の可能性がある仕事だそうで、いよいよ未来の国王が民間の人々をヘリコプターで病院に輸送することになる。
デイリー・メール紙によれば、輸送機の基地には小さな休憩室があるだけで社員食堂はないそうで、ウィリアム王子も他の操縦士たちのように弁当持参で出勤しなければいけない。勤務初日の夫のサンドウィッチを作るのがキャサリン妃かどうかは不明だが、「チャールズ皇太子のオーガニック食品ブランド、ダッチー・オリジナルがハムやチーズなどを扱っているので安心だ」と英紙デイリー・メールは書いている。
ウィリアム王子が操縦する緊急輸送ヘリに同乗する医師、ジェレミー・メイジャーは「我々の同僚たち、特にパイロットはみな素晴らしい。全員がウィリアム王子と共に働くのを楽しみにしています。彼らは非常に難しい状況でヘリを操縦しています。運動場や、中央分離帯のある混雑した道路に着陸しなければならないこともあります」と英紙デイリー・メールに語っている。
ウィリアム王子が勤務するチームには6人のメンバーがおり、9時間半のシフト制で交代勤務しているという。ウィリアム王子は今後も公務を続けて行くが、民間企業での勤務をフルタイムの仕事だと見なしているそうで、「特別な待遇は受けたくない」と主張していると王室関係者が明かしている。【UK在住/ブレイディみかこ】
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