『君の名は。』累計185億円目前で11度目の首位!実写は『ミュージアム』が好調
11月12日・13日の興収ランキングは4本の新作が初登場し、前週から大きく入れ替わる形に。2週連続の首位は驚異的なヒットを続けている『君の名は。』で、土日2日間で動員19万人、興収2億5900万円をあげた。累計興収は184億9000万円と記録を伸ばしている。
『君の名は。』に迫る勢いで2位に入ったのは、初登場の『ミュージアム』。全国332館で封切られ、土日2日間の成績は動員18万人、興収2億4400万円をマークした。客層は10~20代の男女グループを中心に、キャストや原作ファン、さらには主題歌を担当したロックバンド“ONE OK ROCK”のファンなど、幅広い層がエンターテイメント作品として楽しんでいる様子。SNS上では多くの感想が飛び交い、絶賛コメントも多数、口コミ効果で集客を伸ばしていきそうだ。
3位はこちらも初登場の『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』。土日2日間で動員14万人、興収1億9000万円をあげた。トム・クルーズ主演の『アウトロー』(12)の続編であること、監督を務めたエドワード・ズウィックとトム・クルーズは日本でも大ヒットした『ラスト サムライ』」(03)以来13年ぶりのタッグとなること、先日行われたスタッフ・キャストの来日イベントが盛り上がったことなどが、この好成績に影響したのだろう。
前週の2~6位はそのままスライドする形で4~8位に。9位には杏が実写映画初主演を務めた『オケ老人!』が初登場ランクイン。また、前評判が高く、公開前から注目を集めていたアニメ映画『この世界の片隅に』が、63スクリーンという規模でのスタートながら、見事トップ10に食い込んだ。【トライワークス】
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