関ジャニ∞の丸山隆平、初の映画単独主演で1人4役!?
人気グループ関ジャニ∞の丸山隆平が、『泥棒役者』(11月公開)で映画単独主演を務めることが明らかになった。
本作はNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の脚本を手掛け、『小野寺の弟・小野寺の姉』(14)で映画監督デビューを果たした西田征史の第2作目。西田は2012年に自身が作・演出を担った舞台「BOB」で主演した丸山の才能に惚れこみ、熱烈なオファーによって再タッグが実現した。
丸山が演じるのは元泥棒という経歴をもつ大貫はじめ。過去を秘密にして溶接工員として働き、恋人とささやかながら幸せな生活を送っていた。しかしはじめは、とある豪邸で出会う人物から「豪邸の主人」、「売れっ子絵本作家」、「編集者」と間違われ、「泥棒」の過去を隠すためにそれぞれの役を演じるハメに。
初めての映画単独主演で、いきなり異なった4つの経歴を1人で演じ分けることになった丸山だが、俳優としての飛躍もめざましい。2011年の舞台「ギルバート・グレイプ」での初主演以来、ドラマ「ボーイズ・オン・ザ・ラン」、「地獄先生ぬ~べ~」、最近では舞台「マクベス」などで主演を務めた。
丸山は本作について「西田さんの脚本はどれもサプライズ的なマジックが隠されていて、普遍的でヒトの体温を感じさせるんです。今回の登場人物たちも、クセはあるけど、どこか憎めない魅力的な人ばかり。そんな人たちを相手に、時に騙し騙されながら、すべてのエネルギーをスクリーンなかで暴れさせていければと企んでいます」と撮影に向けて意気込みが伝わってくる。
西田監督が「穏やかであたたかく、思わず頬が緩んでしまう。『泥棒役者』はそんな喜劇映画になる予定です」と話す本作は、2006年に彼が作・演出した舞台を自身で映画用にリライトしたもので、現在撮影中とのことだ。【Movie Walker】