映画ランキング - 国内映画
(2023/12/1~2023/12/3)

2023年12月4日 発表(毎週火曜更新)
2023年12月1日~2023年12月3日に日本国内で上映された映画の観客動員数ランキングはこちら。『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』『ゴジラ-1.0』『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』などがランクイン!(興行通信社調べ)

  • No.1
    1 keep

    埼玉県に対する自虐ネタが散りばめられた魔夜峰央のギャグ漫画「翔んで埼玉」の実写化シリーズ第2弾。前作に引き続き、武内英樹が監督、徳永友一が脚本を担当し、麻実麗役のGACKT、壇ノ浦百美役の二階堂ふみら···もっと見る

  • No.2
    2 keep

    ゴジラ-1.0

    、125分、アクション
    4.3
    8143

    ゴジラ70周年記念作品として制作されたゴジラ作品30作目。山崎貴が監督・脚本・VFXを手掛け、『君の名は。』の神木隆之介が主人公の敷島浩一、『君の膵臓をたべたい』の浜辺美波がヒロインの大石典子をそれぞ···もっと見る

  • No.3
    4 up

    鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎

    、104分、アニメ/ホラー
    PG12
    4.5
    4593

    目玉おやじと水木の出会いと運命を描いた、水木しげる生誕100周年記念作品。鬼太郎の父を「鬼滅の刃」の鬼舞辻󠄀無惨役で知られる関俊彦、水木を「テニスの王子様」の木内秀信がそれぞれ演じる。また、龍賀家当···もっと見る

  • No.4
    NEW

    青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない

    、75分、アニメ
    4.4
    1821

    不安定な精神状態によって引き起こされる“思春期症候群”に悩む少年少女たちの物語を描く、鴨志田一による小説「青春ブタ野郎」シリーズの劇場版第3弾。主人公である梓川咲太の声を担当する石川界人をはじめ、桜島···もっと見る

  • No.5
    3 down

    、131分、アクション/歴史
    R15+
    3.7
    5421

    “本能寺の変”を題材に、武将や農民など様々な立場の人物の野望と運命を描く戦国スペクタクル。「SPEC」の加瀬亮が天下統一をもくろむ織田信長に扮するほか、『ドライブ・マイ・カー』の西島秀俊が明智光秀、『···もっと見る

  • No.6
    NEW

    ナポレオン

    、157分、伝記/歴史
    PG12
    3.7
    3459

    フランスの軍事リーダーの原点や迅速・冷酷に皇帝まで上り詰める中で垣間見られたナポレオンの私的な面に迫る。最愛の妻ジョセフィーヌとの中毒的かつ不安定な関係を通して描かれる物語。

  • No.7
    NEW

    怪物の木こり

    、118分、サスペンス・ミステリー
    PG12
    3.9
    2220

    第17回「このミステリーがすごい!大賞」を獲得した倉井眉介の同名小説を実写映画化。『悪の教典』の三池崇史がメガホンをとり、主演を務める『事故物件 恐い間取り』の亀梨和也が、目的のためなら手段を厭わない···もっと見る

  • No.8
    NEW

    エクソシスト 信じる者

    、111分、ホラー
    PG12
    3.5
    1223

    少女に取り憑いた悪魔と、悪魔祓いに挑む神父の戦いを描いた1973年製作のホラー『エクソシスト』の正統続編。『ハロウィン THE END』のデヴィッド・ゴードン・グリーンが監督と脚本を担い、『M3GAN···もっと見る

  • No.9
    5 down

    映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ

    、70分、アニメ
    4.3
    2911

    2023年に10周年を迎えた、人気キャラクター「すみっコぐらし」が主人公の「映画 すみっコぐらし」シリーズ第3弾。「猫のダヤン」シリーズや「宇宙なんちゃら こてつくん」を手掛ける作田ハズムが監督を務め···もっと見る

  • No.10
    NEW

    MY (K)NIGHT マイ・ナイト

    、91分、ヒューマンドラマ
    4.3
    638

    6人の孤独な男女のある一夜の冒険を描くヒューマンドラマ。THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのメンバーである川村壱馬、RIKU、吉野北人の3人がプロのデートセラピストの刹那、イチヤ···もっと見る

大作ラッシュの12月が幕開け!“映画の日”と重なった週末は『翔んで埼玉』と『ゴジラ-1.0』『鬼太郎誕生』の三つ巴に
大作ラッシュの12月が幕開け!“映画の日”と重なった週末は『翔んで埼玉』と『ゴジラ-1.0』『鬼太郎誕生』の三つ巴に
大作ラッシュの12月が幕開け!“映画の日”と重なった週末は『翔んで埼玉』と『ゴジラ-1.0』『鬼太郎誕生』の三つ巴に

12月1日から12月3日までの全国映画動員ランキングが発表。前週に初登場で首位デビューを飾った『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』(公開中)が2週連続でナンバーワンを守り抜いた。
公開2週目の『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』の成績は、週末3日間で動員22万2000人、興収2億9500万円。12月1日が“映画の日”のサービスデーだったこともあり興収面での比較は難しいが、動員だけで見れば前週比76%をキープ。これで累計成績では動員83万8000人、興収11億5000万円を突破。前作と同期間(公開11日間)対比113%の好調を保っている。 この“映画の日”は、1896年に神戸で映画が日本で初めて一般公開されたことにちなんで1956年に制定された記念日であり、近年映画の鑑賞料金が軒並み値上がりしているなかでも「1000円均一」の入場料が守られ続けている貴重な一日だ。そのため動員数が大きく伸びる傾向にあり、今年のようにそれが週末と重なればなおさらその恩恵は大きい。 公開5週目を迎えた『ゴジラ-1.0』(公開中)は、週末3日間で動員14万8000人、興収2億1700万円と、前週比80%の動員を記録して2位をキープ。累計成績では動員248万人、興収38億円に到達している。また『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』(公開中)は前週からワンランクアップの3位となり、週末3日間の動員数も14万人と前週比123%の上昇傾向。これも“映画の日”の効果があらわれたものと推察できよう。 日本映画の三つ巴状態から幕を開けた12月。昨年は完全に『THE FIRST SLAM DUNK』(22)の独壇場だったが、今年は次週以降、毎週のようにバラエティに富んだ大作ラインナップが待機しており、ランキング上位が激しく入れ替わることが予想できる。とはいえ実写日本映画のビッグタイトルは一通り公開済みで、『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』と『ゴジラ-1.0』はその代表格として年末年始の書き入れ時を駆け抜けることになる。 映画館全体が大いに活気付くこれからの時期。両者が現在の好調を保持したままでさらに成績を伸ばすことに期待しておきたい。 12月の活況を示すように、今週は5本も新作タイトルがランクイン。その最上位となったのは、累計発行部数250万部を突破した鴨志田一の人気シリーズの劇場アニメ版第3弾『青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない』(公開中)。103館での上映ながら、初日から3日間で動員11万8500人、興収1億6300万円という好成績を記録し、今年6月に公開された前作『青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない』(23)を上回る動員をあげることに成功。 また6位には、巨匠リドリー・スコット監督と『ジョーカー』(19)でアカデミー賞主演男優賞に輝いたホアキン・フェニックスが『グラディエーター』(00)以来23年ぶりにタッグを組んだことで話題の『ナポレオン』(公開中)が初登場。亀梨和也が主演を務め、三池崇史監督とのタッグで「このミス」大賞受賞作を映画化した『怪物の木こり』(公開中)は、初日から3日間で動員8万9400人、興収1億1500万円で7位スタートに。 さらに「ハロウィン」のリブートシリーズを手掛けたデヴィッド・ゴードン・グリーン監督とブラムハウスのタッグのもと、名作ホラー『エクソシスト』(73)の直接的な続編が描かれる『エクソシスト 信じる者』(公開中)は8位に、THE RAMPAGEの川村壱馬とRIKU、吉野北人がトリプル主演を務めた『MY (K)NIGHT マイ・ナイト』(公開中)は10位にランクインを果たした。 以下は、1~10位までのランキング(12月1日〜12月3日) 1位『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』 2位『ゴジラ-1.0』  3位『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』 4位『青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない』 5位『首』 6位『ナポレオン』 7位『怪物の木こり』 8位『エクソシスト 信じる者』 9位『映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ』 10位『MY (K)NIGHT マイ・ナイト』 今週末は、ティモシー・シャラメ主演で『チャーリーとチョコレート工場』(06)に登場するウィリー・ウォンカの前日譚が描かれる『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』(12月8日公開)を筆頭に、黒柳徹子の世界的ベストセラーをアニメーション映画化した『窓ぎわのトットちゃん』(12月8日公開)、福原遥と水上恒司がダブル主演を務める『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(12月8日公開)などが公開を控えている。 文/久保田 和馬


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