映画ファンにこそ刺さる!「連続ドラマW パンドラIV AI戦争」が必見な3つの理由【レコメンW】
レコメンド2 信念を曲げない男たちの対立
このドラマでもうひとつの見どころなるのは、AIを推進する者たちと、一歩引いた姿勢を貫こうとする者たちとのぶつかり合いだ。
AIにミスは無いと信じる開発者の鈴木と、AIの診断で急かされることがなければ患者の異変を見落とすことはなかったと主張する外科医の上野の対立を主軸に、医療AIを導入して日本の医療を変えようとする蒲生の存在や、AIによって仕事を奪われるのではないかと危惧する医師たちの姿。さらには政治家の暗躍などがひしめきあい、医療ドラマ特有のピリピリした人間ドラマが展開することで、作品の密度がより一層高まっていく。
「先進の技術をめぐる医療現場の衝突を描くというのは、シリーズ化やドラマ化もされた映画『チーム・バチスタの栄光』と通じるところがありますね。『連続ドラマW パンドラIV AI戦争』は、AIを題材とした近未来SF的な面と同時に、医療ドラマとしても満足できる作りなんです。それに加えて、三浦貴大さんが演じる弁護士と、山本耕史さんが演じる新聞記者の2人が真相解明に当たろうとする姿は、サスペンス映画好きにはたまらないポイントです!」。
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