映画ファンにこそ刺さる!「連続ドラマW パンドラIV AI戦争」が必見な3つの理由【レコメンW】
レコメンド1 緻密な考証に基づいた“AI医療”のリアル
今回レコメンドを担当する「MOVIE WALKER PRESS」編集部の三浦は、「普段あまりドラマを見ることはないですね」というが、本作については「6話イッキ見しました!スリリングな展開にハマりましたね」と熱っぽく話す。
「今年公開された入江悠監督の『AI崩壊』では、個人情報や健康状態を管理していたAIが突如暴走を始めて、大混乱に陥る様が描かれていました。同作と『連続ドラマW パンドラIV AI戦争』は、AIは人類がよりよく生きるためのパートナーなのか、それとも敵なのか、という共通のテーマがリアルで、とても引き込まれました」。
本作の劇中に登場するAI“ミカエル”は、あくまでも「診断」をする役割に徹し、まだ多くのデータを蓄積する発展途上の段階であるという点が、AI医療の現在地をリアルに描写している。開発者の鈴木ですらその全容を完全に掌握できておらず、登場人物のほとんどがAIに対して信頼と疑念の両方が入り混じった感情で向き合っているのだ。
「オーソドックスな医療ドラマだと思って観ていると、“ミカエル”のように、僕のような素人にはSFのように思える最新の医療技術が出てきて、最初は驚きました。しかし、解説が物語に無理なく組み込まれているので、最終話を観るころにはすっかりAIに詳しくなることが出来ました(笑)」。
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中毒間違いなし!熱いドラマが展開
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