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西川美和監督×役所広司『すばらしき世界』、トロント国際映画祭への正式出品が決定!

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西川美和監督×役所広司『すばらしき世界』、トロント国際映画祭への正式出品が決定!

直木賞作家である佐木隆三の小説「身分帳」を原案とした西川美和監督最新作『すばらしき世界』の公開日が2021年2月11日(木・祝)に決定し、そしてアカデミー賞前哨戦である第45回トロント国際映画祭へ正式出品作品として招待されワールドプレミア上映されることがわかった。

西川監督が実在の人物をモデルとした原案小説をもとに、その舞台を約35年後の現代に置き換えて映画化に挑んだ本作。主演の役所広司は、人生の大半を刑務所で過ごし、社会から“置いてけぼり”を食らいながらも、まっすぐ過ぎるその性格とどこか憎めない魅力で周囲の人々とつながっていく三上正夫役を情感豊かに演じる。
そのほか、共演に仲野太賀、長澤まさみ、橋爪功、梶芽衣子、六角精児、北村有起哉、安田成美ら豪華なキャストが集結した本作が、第45回トロント国際映画祭に正式出品されることとなった。

カナダで毎年9月に開催されるトロント国際映画祭は北米最大の国際映画祭であり、過去には『ラ・ラ・ランド』(16)、『グリーンブック』(18)などが最高賞にあたる観客賞を受賞。受賞作がアカデミー賞を始めとする主要映画賞の有力候補となることから、その年の賞レースを占うアカデミー賞前哨戦とも言われている。
今年は、新型コロナウイルス感染拡大影響により世界中の映画祭が規模縮小を余儀なくされ、トロント国際映画祭も長編映画50本、短編映画プログラム5本と例年の1/4程度に絞られるなか、本作は非常に狭き門を見事突破したといえる。なお、西川監督作品のトロント国際映画祭への出品は3作品連続の快挙となった。

本作は英題『Under The Open Sky』として9月10日にワールドプレミア上映され、受賞結果は映画祭最終日にあたる9月19日に発表される。
国内外からの支持も厚い役所と、トロントに所縁のある西川監督が満を持したタッグで手掛ける本作。世界中から熱視線が注がれるなかで、どのような反応が寄せられるのか期待が高まる!

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