海外ドラマ好きは「連続ドラマW しんがり~山一證券 最後の聖戦~」のココに注目!【レコメンW】
レコメンド1 骨太な実録ドラマ
今回レコメンドを担当する「DVD&動画配信でーた」編集部の西川は、「山一證券の自主廃業といえば、社長が記者会見で号泣しながら『社員は悪くありませんから!』と謝罪する映像を見た覚えがあったので、この『連続ドラマW しんがり~山一證券 最後の聖戦~』にはとても興味がありました。実際、見応えがある骨太なドラマでした」と語る。そんな本作と同じ魅力を感じる海外ドラマとして西川が推したのが、「チェルノブイリ ーCHERNOBYLー」だ。「1986年に、旧ソ連のチェルノブイリ原子力発電所で起きた爆発事故の真相に迫る実録ドラマです。発電所幹部と政府当局が事態を隠蔽しようとする一方で、被害の拡大を抑えるため奔走した人々もいた。そんな人たちに焦点を当て、原発事故の恐怖と引き起こされた悲劇を描いているんです」と西川は語る。ジャレッド・ハリスやステラン・スカルスガルドといった実力派俳優が演じ、その熱演も見ものだ。
「綿密な取材に基づいていて、事故発生時の混乱ぶりなどには衝撃を受けます。そういう意味では、この『連続ドラマW しんがり~山一證券 最後の聖戦~』も新聞社の記者だった著者の清武英利が取材して書いたノンフィクションが基になっており、また本作を監督した若松節朗はドラマ撮影に当たって、実際の“しんがり”メンバーに会って取材をしており、エキストラの中には元山一證券の社員も参加しているなど、リアリティーへのこだわりも感じます」。
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江口洋介が体現する理想のリーダー像
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