浴衣姿の志尊淳＆城田優、“大切な人をつなげる花火”に感激！「素敵な思い出を作れた」

ディズニー＆ピクサー最新作『2分の1の魔法』(8月21日公開)のオンライン花火大会が8月18日に開催され、声優を務めた志尊淳、城田優、近藤春菜が浴衣姿で登場。オンライン上で打ち上がった花火を視聴者と一緒に楽しみ、一体感あふれるイベントに志尊は「オンラインですが、皆さんと近づいたような気がした。素敵な思い出を作ることができました」と感激しきり。城田も「たまや～」と叫び、笑顔を見せた。

本作は、生まれる前に亡くなったお父さんに「一度だけでいいから会いたい」と願う内気な少年イアン(志尊)と、「もう一度だけお父さんに会って伝えたいことがある」という陽気で好奇心旺盛な兄のバーリー(城田)が、父を完全に蘇らせる魔法を探す旅に出る物語。近藤は2人の母のローレル役を演じた。

この日は、劇中で兄弟の絆がより強くなるシーンで“魔法の花火”が登場すること。そして花火が古くから“大切な人をつなげるもの”として用いられてきたことにちなんで、ディズニー初となるオンライン花火大会が開催された。日本各地を背景に花火が打ち上がったほか、一般から募集した“大切な人へ贈るメッセージ”を花火仕様にしたメッセージ花火も見受けられた。

キャスト陣もメッセージ花火に参加し、志尊は「みんながいるから一歩前に進める」、城田は「あなたの笑顔がたくさん見られますように」、近藤は「離れていても大丈夫！」とのメッセージを花火に託していた。

花火大会とあって浴衣姿を披露した3人だが、志尊と城田は「甚平(じんべい)で出かけたことはある」と声をそろえ、城田は「甚平、淳ちゃん似合うよね」とニッコリ。志尊は「学生のころは、みんなで甚平を着てお祭りに行ったりしていました」と語る。近藤は「青春！」と笑顔を弾けさせながら、「2人とも浴衣、似合っているわよ」とすっかり母親気分で、「役柄がしっくりきすぎて、2人のことを産んだと思っている」と吐露するひと幕も。志尊と城田は「お母さん！なにか買って！」とおねだりして、近藤の笑いを誘っていた。

「換気もしっかりとされている」と映画館の安全をアピールした城田が「(本作を)淳ちゃんと観に行く約束をしている」と明かすなど、兄弟を演じた志尊と城田は終始、息ぴったり。志尊は「(バーリー)が優くんにしか見えなかった。イアンとバーリーの関係性が、僕と優くんの関係性にリンクした」と告白。城田は「バーリーの性格は、僕そのもの」と役柄に愛情を傾け、「一歩前に踏み出す勇気や、大切なものの存在を再認識できる温かい映画」と語っていた。

取材・文/成田おり枝