世界が認めた圧巻のクオリティ!「MOZU」シリーズのココに注目【レコメンW】
レコメンド2 テロリストとの息詰まる攻防戦!
ハリウッド映画にも匹敵する怒涛のアクションシーンの連続と、倉木や大杉ら警察官vs陰謀に加担する者たちとの熾烈な攻防。これまでの日本の“刑事ドラマ”の概念をくつがえすようなダイナミックさも、本作の見どころとなっている。「警察官同士だから倉木と大杉が共闘するバディもなのかと思いきやそうはならず、対立しながらちょっとずつ絆や信頼を深めていく感じがたまらないですよね。『MOZU Season2 〜幻の翼〜』では明星と3人で協力するようになりますが、それでも個人個人で暴れまわっていますし(笑)」。
彼らの活躍をとくに堪能できるオススメのシーンを訊いてみると「MOZU Season1 〜百舌の叫ぶ夜〜」のクライマックスである空港でのシーンを挙げ、「ものすごくハードボイルドにした『ダイ・ハード2』みたいで興奮しました!」と言葉に熱が入る。ブルース・ウィリスの代表作として知られる「ダイ・ハード」シリーズは、持ち前の運の悪さでテロ事件に巻き込まれるニューヨーク市警のジョン・マクレーン刑事が、果敢にテロリストたちに挑んでいく姿を描き絶大な人気を博したアクション映画の代名詞。1990年に製作された2作目は、クリスマスの空港を舞台に麻薬王の奪還を狙うテロ組織とマクレーン刑事の大激闘が描かれた。
「もしかすると『MOZU』のほうが激しいかもと感じてしまったぐらいです。西島さん演じる倉木は不死身なのでは?と何度思ったことか…。それでも血みどろになりながらもずっとスーツ姿のままアクションに挑んでいる姿はスマートで、毎日あんなにズタボロになってスーツどうしてるんだろうって心配になりました(笑)。それにタバコの煙が印象的に使われていたり、昔の刑事ドラマみたいな渋い描写がたくさんあって、『007』シリーズっぽさもあります」と、細かい部分にいたるまでハードボイルドを追求した世界観にひときわ魅了されたようだ。