批評家が選ぶ、ブラムハウス作品ランキング!アカデミー賞候補など“フレッシュ”なおすすめ10選
2000年に設立され、最初にその名前がクレジットされた作品は『ダーウィン・アワード』(06)という極めてシュールなインディペンデントコメディだった。しかしその翌年、わずか1万5000ドルで製作されたホラー映画『パラノーマル・アクティビティ』(07)が全世界で2億ドル近くを売り上げる記録的大ヒットとなり、一躍21世紀の映画界を担うスタジオとして注目を浴びることとなった「ブラムハウス・プロダクション」。
敏腕プロデューサーのジェイソン・ブラムが率いる同スタジオが作りだす作品は、低予算ながら様々なアイデアを駆使したクオリティの高い作品であることももちろん、才能がありながらなかなかチャンスに恵まれなかった若手クリエイターの育成、現代社会が抱える様々な問題に躊躇なく切り込んでいく潔さなど、あらゆるファクターが高い評価を集めることとなり、いつのまにか“低予算ホラー”のスタジオというイメージを払拭。アカデミー賞などの賞レースにジャンルの垣根を超えて参戦するなど、その勢いは年々増すばかりだ。
そこで本稿では、「ブラムハウス・プロダクション」が製作を務めた作品のなかから映画批評を集積・集計するサイト「ロッテン・トマト」で批評家の評価が高い10作品を紹介していきたい。
「ロッテン・トマト」とは、全米をはじめとした批評家のレビューをもとに、映画や海外ドラマ、テレビ番組などの評価を集積したサイト。批評家の作品レビューに込められた賛否を独自の方法で集計し、それを数値化(%)したスコアは、サイト名にもなっている“トマト”で表される。
好意的な批評が多い作品は「フレッシュ(新鮮)」なトマトに、逆に否定的な批評が多い作品は「ロッテン(腐った)」トマトとなり、ひと目で作品の評価を確認することができる。中立的な立場で運営されていることから、一般の映画ファンはもちろん業界関係者からも支持を集めており、近年では日本でも多くの映画宣伝に利用されている。
それでは、「ブラムハウス・プロダクション」製作のフレッシュ作品10傑を挙げてみよう。
100%フレッシュ『シークレット・ラブ:65年後のカミングアウト』(20)
98%フレッシュ『ゲット・アウト』(17)
96%フレッシュ『ブラッククランズマン』(18)
94%フレッシュ『セッション』(14)
93%フレッシュ『サイレンス』(16)
93%フレッシュ『アス』(19)
91%フレッシュ『ザ・ギフト』(15)
91%フレッシュ『透明人間』(20)
88%フレッシュ『アップグレード』(18)
83%フレッシュ『ザ・スイッチ』(20)
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