【閲覧注意】怪情報“樹海村の事故物件”を潜入調査…「樹海村」は実在した
「樹海には自殺をしそこなった人々の集落が存在しており、そこは樹海村と呼ばれている」。インターネット上でこんな噂がまことしやかにささやかれるようになったのは、2000年代半ばの事だ。当時インターネット掲示板を中心にブームになっていた“ネット怪談”の一つとして世に出たこの噂には、やがて尾ひれがつき、樹海の持つ神秘的なイメージと共に都市伝説と化していった。
事実、樹海周辺の観光地として著名な「鳴沢氷穴」の地下には広大な空洞が確認されており、毎年樹海で行方不明になる者の多さも相まって、“あながち嘘ではない”という得体のしれない現実感がこの噂にはある。
『樹海村』は実在する?
現在公開中の『樹海村』は、この怪談をベースにしたオリジナルの物語で、実際に樹海でロケを行っており、本物の風景のみが持つ画面の緊迫感が映画全体をスリリングなものにしている。
物語は、天沢家の次女の響(山田杏奈)と、長女の鳴(山口まゆ)が幼なじみの家の軒下で、古ぼけた“コトリバコ”を見つけるところから始まる。それがきっかけとなり彼女たちの周りで奇怪な現象が相次ぐようになり、やがてその強力な呪いに導かれるようにして樹海の奥へと進んでいくのだが、そこで彼女たちを待ち受けているものこそが“樹海村”なのだ。
このレポート記事の前編で、『樹海村』のファンプレゼントとして真冬の樹海にハーバリウムを作りにやってきた映画宣伝マンのKさんとTさんは、東京への帰り道の途中、本作の宣伝プロデューサーであるSさんから奇妙な電話を受けた。
電話口のSさんは、「“樹海村の事故物件”という噂を聞いたんだ。なんでも、樹海の真ん中にある村に使用されていない大きな建造物があって、その背後はすべて樹海に囲まれているらしい。宣伝の手がかりになるかもしれないから調べてきてくれないかな」という。
東京へ戻りかけていた記者らは、踵を返してSさんの教えてくれたポイントに向かうことにした。
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