坂口健太郎の本格アクションに、北村一輝が「ここまでやるか。さすが!」

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坂口健太郎の本格アクションに、北村一輝が「ここまでやるか。さすが!」

韓国の同名ドラマをリメイクしたテレビドラマのその後を描く映画『劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班』の初日舞台挨拶が4月2日にTOHOシネマズ日比谷で開催され、坂口健太郎、北村一輝、吉瀬美智子、奈緒、伊原剛志、橋本一監督が登壇。北村が坂口のアクションについて「ここまでやるかという感じ。さすが!」と大絶賛。坂口は「ありがとうございます」と照れ笑いを浮かべた。

『劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班』の初日舞台挨拶が開催された
『劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班』の初日舞台挨拶が開催された

謎の無線機が“現在”と“過去”の2人の刑事をつなぎ、共に未解決事件を解決していくという斬新な設定が話題を呼んだドラマを、オリジナルストーリーで映画化した本作。

アクションも見どころとなっており、橋本監督は「“坂口健太郎、アクションスターになる”という映画。弱音を吐かないから、逆に弱音を吐かせてやろうと思って、何度もやらせてしまった。ごめんなさい」と坂口の俳優魂に感服。坂口は「監督と初対面の時に『今回はボロボロになってもらうから』と言われて」と述懐。「ワイヤーを使って吊られたりもした。ハーネスが痛くて痛くて、肩が上がらなくなった」と苦労を吐露しつつも、「でも映像を見たらかっこよく映っていたので、監督が粘ってくれたからいい絵が撮れたなと思っています」と感謝していた。


「いまから20年後、どうなっていたい?」
「いまから20年後、どうなっていたい?」

“現在”と“過去”を描く映画にちなみ、「いまから20年後、どうなっていたいか?」という質問が投げかけられるひと幕も。坂口は「北村さんって、おいくつですか?」と尋ね、北村が「51歳」であることが判明すると、坂口は「僕の20年後はほぼ、北村さんと同い年になる」と未来に想いを馳せた。坂口は「北村さんとご一緒させていただいていると、20年後が楽しそうで、楽しみになる。20年先の年齢の方たちがすごく楽しそうなので、未来は明るいなという感じがしています」と清々しく語り、北村は「もっとちゃんとした人になった方がいいよ」と照れ笑いを浮かべていた。

最後に坂口は「大変な時代のなかで、公開することにとても意味を感じている」とコメント。「どうしても心がすり減っていく時代だと思う。皆さんのもとに作品をお届けして、少しでも熱量やパワーが伝わればいいなと思う。それこそが、僕らの仕事なのかなと思っています」と力強く語り、大きな拍手を浴びていた。

取材・文/成田おり枝

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