批評家が選ぶ、アンソニー・ホプキンス出演作ランキング!『羊たちの沈黙』から30年、“フレッシュ”なおすすめ10選

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批評家が選ぶ、アンソニー・ホプキンス出演作ランキング!『羊たちの沈黙』から30年、“フレッシュ”なおすすめ10選

羊たちの沈黙』(91)で演じたハンニバル・レクター博士という一世一代の当たり役を持ちながら、その強烈なインパクトに呑み込まれることなく、いかなるジャンルの映画でもその類稀なる演技力を見せつける。“名優”と呼ばれる俳優は数多くいるが、現代の映画界でこのアンソニー・ホプキンスほどその言葉が似合う俳優はいないのではないだろうか。

半世紀を超えるキャリアを振り返れば、英国俳優らしく文芸劇や史劇はもちろんのこと、アクション映画やホラー映画といったいわゆるジャンル映画にも出演。また近年ではアメコミ映画にも進出し、「マイティ・ソー」シリーズでは主人公の父親であるオーディン役を好演。本稿では、そんなホプキンスの数多い出演作のなかから映画批評を集積・集計するサイト「ロッテン・トマト」で批評家からの評価が高い10作品を紹介していきたい。

近年は「マイティ・ソー」シリーズにも出演!
近年は「マイティ・ソー」シリーズにも出演!写真:SPLASH/アフロ

「ロッテン・トマト」とは、全米をはじめとした批評家のレビューをもとに、映画や海外ドラマ、テレビ番組などの評価を集積したサイト。批評家の作品レビューに込められた賛否を独自の方法で集計し、それを数値化(%)したスコアは、サイト名にもなっている“トマト”で表される。
好意的な批評が多い作品は「フレッシュ(新鮮)」なトマトに、逆に否定的な批評が多い作品は「ロッテン(腐った)」トマトとなり、ひと目で作品の評価を確認することができる。中立的な立場で運営されていることから、一般の映画ファンはもちろん業界関係者からも支持を集めており、近年では日本でも多くの映画宣伝に利用されている。

アンソニー・ホプキンスの代表作は『羊たちの沈黙』だけにあらず!
アンソニー・ホプキンスの代表作は『羊たちの沈黙』だけにあらず!写真:SPLASH/アフロ

それでは、ホプキンス出演作のフレッシュ作品10傑を挙げてみよう。

98%フレッシュ『ファーザー』(20)

97%フレッシュ『永遠の愛に生きて』(93)

96%フレッシュ『羊たちの沈黙』(91)

95%フレッシュ『日の名残り』(93)

94%フレッシュ『ハワーズ・エンド』(92)

93%フレッシュ『マイティ・ソー バトルロイヤル』(17)

92%フレッシュ『エレファントマン』(80)

90%フレッシュ『冬のライオン』(68)

89%フレッシュ『2人のローマ教皇』(19)

87%フレッシュ『チャーリング・クロス街84番地』(87)

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