原作愛あふれる書店員も絶賛!『漁港の肉子ちゃん』西加奈子ワールドに泣き笑い
キャラクターに生き生きと命を吹き込む、大竹しのぶやCocomiの演技に聞き惚れる
声優陣には、肉子ちゃん役に大竹しのぶ、娘のキクコ役に本作で声優に初挑戦し映画デビューを果たしたCocomi。キクコの同級生である二宮役にアニメ「鬼滅の刃」の花江夏樹、肉子ちゃんが働く焼肉屋の店主サッサンを中村育二が演じるなど、バラエティ豊かで豪華な顔ぶれがそろっている。
「私はてっきり、キクりん役は子役の女の子が演じると思っていたのですが、Cocomiさんの透き通った声は、まさに思っていたとおりのキクリンの声でビックリしました。キクりんはすごく子どもっぽいというわけではないけれど、でもやっぱり子どものまっすぐな声のイメージ。それがそのままCocomiさんの声でした。キクりんの幼児期の声もCocomiさんが演じ分けされているそうですが、本当にちっちゃい子の声で驚きました。肉子ちゃんも大竹しのぶさんのイメージではなかったのですが、映画を観たら、肉子ちゃんだ!という感じでピッタリでした」。
渋さやかっこよさが際立つサッサン。心打たれる名台詞たち
樋口さんが書店のPOPに「286ページあたりから急に涙がブワーッとあふれました」と小説の見どころを詳しく紹介した。アニメ映画の病室のシーンは、さんまプロデューサーが力を入れ、樋口さんも「役者さんたちの演技もすばらしいので、必見!」と語っていた、本作屈指の見どころだ。
「病室のシーンは、サッサンがなにを言うか、肉子ちゃんがどう反応するか、全部わかっているのに泣けましたね。もう何回観ても、たぶん泣いちゃう。ただ号泣というわけではなく、あの場面でも肉子ちゃんがちょいちょい笑わせにかかってくるので、泣き笑いみたいな変な表情になっちゃいます(笑)。私は、原作でサッサンが大好きだったんですが、映画でもサッサンの渋さやかっこよさがしっかり描かれていて。サッサンとキクりんが2人で話をするシーンは、期待どおりというか、期待以上の映像でした」。
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