“普通”じゃない母娘の物語に観客の共感の声が続々!『漁港の肉子ちゃん』で描かれる「愛の絆にジーンときた」
STUDIO4℃のノスタルジックな映像美と食欲をそそる料理たち
本作のアニメーションを制作したのは、『鉄コン筋クリート』(06)で日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞し、『海獣の子供』(19)では米国アカデミー賞長編アニメ部門にエントリーされたほか、文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞や毎日映画コンクールのアニメーション映画賞を受賞するなど、世界中で多くのファンを持つSTUDIO4℃。テレビアニメ「恋は雨上がりのように」や上記の『海獣の子供』も手がけた渡辺歩監督とともに生みだした、圧倒的な映像美、独創的な映像表現を推す声も少なくない。
「映像がきれいで、こんな場所があったら行ってみたい」や「四季の描写が美しかったです」、「森、海の色彩がきれい」など、自然が残るどこかノスタルジックな漁港の季節の変化、その映像美に魅せられたという人は多い。また、「キャラクターの動きがコミカルで、肉子ちゃんが“肉”として描かれるところはアニメならではと思いました」、「考えさせられる内容だけど、絵柄のかわいさとポップな感じで、終始楽しく観られました」といった声を聞くこともでき、スクリーンのなかを生き生きと動き回る肉子ちゃんたちの躍動感に胸を躍らせている様子。
一方で、本作にはサッサンの店で出されるお肉をはじめ、肉子ちゃんとキクコが朝ごはんで食べるフレンチトーストや夏祭りの出店のメニューといった食べ物が何度も登場する。「とにかく食べ物がおいしそう!」といった感想もあり、不覚にも胃袋を刺激されてしまった人が大勢いるようだった。
普遍的なメッセージが込められた『漁港の肉子ちゃん』を表す言葉とは?
本作には親から子、子から親への愛、家族の在り方、何気ない日常で起こりうる困難や生きる喜びといった様々なメッセージが込められている。この作品を誰かに薦めるならどんな言葉を選ぶか?という問いには、「人間味あふれる作品でした!感動しました」、「人のやさしさを感じられます」、「いろんな感情がわき上がります」、「深い母娘の愛、特に肉子ちゃんの愛に触れてほしい」という答えが。さらに、「家族だったり友だちだったり、人間関係に悩むことこそが人生で人間なんだと改めて感じました」のようなメッセージもあり、人生において大切なことを気づかせてくれる作品でもある。
また、一緒に観たい人について、父親や兄弟、友だちが満遍なく挙がるなか、やはり“母親”を推す声がもっとも多い。「肉子ちゃんが自分の母と重なりました」とコメントする人もいるなど、母親を思いだしながら鑑賞していたようだった。
いつも全力で底抜けに明るい肉子ちゃんと、彼女がなによりも大切にしているキクコ。2人を中心とした人々のかけ合いが、観る人の心を明るく照らしてくれる『漁港の肉子ちゃん』。忙しない日々の生活のなかで、どこかに置いてきてしまった懐かしい思い出や感情を呼び起こしてくれるはず。ちょっと“普通”ではない彼らのハートフルな物語に、スクリーンで浸ってみてはいかがだろうか。
文/サンクレイオ翼
誰もが共感せずにはいられない魅力とは?『漁港の肉子ちゃん』特集【PR】
■ムビチケを購入すると豪華賞品が当たるキャンペーン実施中!さらに購入者全員にバーチャル背景、スマホ用壁紙などの特典も配布中
『漁港の肉子ちゃん』ムビチケキャンペーンはこちら