青春漫画「ブルーサーマル」アニメーション映画化決定!堀田真由らが声優を務める特報映像が解禁
小沢かな原作の青春漫画「ブルーサーマル -青凪大学体育会航空部-」のアニメーション映画化が決定し、主人公の声を声優初挑戦となる堀田真由、さらに人気声優の島崎信長、榎木淳弥が出演することがわかった。またティザービジュアルと特報映像もあわせて解禁された。
「月刊コミック@バンチ」で2015年より連載がスタートし、“グライダー”で飛行スピードを競う大学航空部を舞台に主人公とその仲間たちが繰り広げるまっすぐな青春ドラマを描いた本作。「攻殻機動隊 S.A.C.」シリーズで演出を務め、「東京マグニチュード8.0」、「ばらかもん」で監督を務めた橘正紀が監督と脚本を手掛け、『ルパン三世 カリオストロの城』(79)などを代表作に近年では『天気の子』(19)や『竜とそばかすの姫』(21)に背景美術で参加している老舗アニメーションスタジオ、テレコム・アニメーションフィルムが制作を手掛ける。
今回、高校までスポーツ一筋で頑張ってきた主人公の“つるたま”こと都留たまきの声を務めるのは、本作が声優初挑戦となる堀田真由。オーディションでの抜擢となり、その存在感ある演技と透明感ある声がまっすぐで等身大なたまきのキャラクターと見事にマッチ。橘監督も「堀田さんならではの明るさでたまきの純朴さや快活さを演じていただき、スタッフも声に負けないよう生き生きと描かねばという活力をもらい、作画もとても表情豊かになっています」と絶賛している。
また、つるたまを青凪大学体育会航空部に勧誘する航空部の主将かつ絶対的エースの倉持潤を「Free!」シリーズの七瀬遥役や「呪術廻戦」の真人役などを務める島崎信長が演じ、さらにつるたまの育成担当となる面倒見の良い先輩である空知大介を大人気TVアニメ「呪術廻戦」の主人公・虎杖悠仁役をはじめ数々の人気作に出演する榎木淳弥が演じる。
つるたま役の堀田も人気声優である二人との共演に「初めてのことも多く難しかったですが、島崎さん、榎木さん始め第一線で活躍されている方々とアフレコをご一緒させていただき、毎日が学びの連続でした」とコメント。
解禁されたティザービジュアルには、澄み渡った青々とした空の下で笑顔を向けるつるたまと、そんなつるたまを優しく見守るように立つ先輩の倉持と空知の姿が描かれており、またあわせて解禁された特報映像では「普通の大学生活がしたい、恋がしたい、そう思っていた。でも、出会ってしまった…」という堀田のナレーションとともに、これから始まる大学生活に心躍らせるつるたまの様子や、キラキラした表情で空を見上げるつるたまの表情が印象的な映像となっている。
「ブルーサーマル」とは、雲の下に起こることが多い上昇気流が、ごく稀に青空のもと巻き起こる現象を指す言葉。原作者の小沢は「『ブルーサーマル』は、未熟で荒削りな、でも当時の自分の全てをかけて描いた宝物です」と語っており、橘監督も本作について「映画を見終わった後に、元気になって『前向きに一歩踏みだそう』という気持ちになれるような作品になればいいなと思っています」とコメント。つるたまとその仲間たちが巻き起こす爽やかな青春ドラマに期待が膨らむ!