アンジェリーナ・ジョリー、ブラッド・ピットが“セクハラ未遂の相手”と仕事をしたと語る

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アンジェリーナ・ジョリー、ブラッド・ピットが“セクハラ未遂の相手”と仕事をしたと語る

8月20日に公式Instagramを開設し、早くもフォロワーが1000万人を突破したアンジェリーナ・ジョリー。この度、人権擁護などの啓発を行う非政府組織アムネスティ・インターナショナルと人権弁護士ジェラルディン・ヴァン・ビューレンと共同執筆を手掛けた「Know Your Rights and Claim Them: A Guide for Youth」が10月5日に全米で発売されるにあたり、「The Guardian」のインタビューに応じたが、そのなかでブラッド・ピットにさらなる打撃を与えている。

アンジェリーナ・ジョリーが共同執筆を手掛けた「Know Your Rights and Claim Them: A Guide for Youth」
アンジェリーナ・ジョリーが共同執筆を手掛けた「Know Your Rights and Claim Them: A Guide for Youth」画像はAngelina Jolie(@angelinajolie)公式Instagramのスクリーンショット


同著作は、国連難民高等弁務官の特使を務めるアンジェリーナが、大人主導で無視されがちな子どもたちが、自分たちの権利を守るために反論できるようになることを目的として作成されたものだが、そのなかで触れた人権問題について、「私は、21歳の時に出演した『マイ・ハート、マイ・ラブ』のプロデューサーだったハーヴェイ・ワインスタイン(強姦罪などで有罪の判決が下り、昨年3月に禁固23年の刑が言いわたされ現在収監中)について、『逃げ出せたのなら未遂だったと言う人もいるかもしれないが、襲われそうになったということが暴行だ』と語りました。最初の夫ジョニー・リー・ミラーにその話をしたら、理解してくれたのは素晴らしかったです」と語った。一方で、未だ親権問題に決着がついてないブラッド・ピットについては、「彼にもこの話をしたのに、彼はハーヴェイがプロデュースする『イングロリアス・バスターズ』に出演しました。また私は『アビエイター 』のオファーを断ったのに、彼はハーヴェイに『ジャッキー・コーガン』でもプロデュースを依頼しました。この件で言い争いもしたし、とても傷つきました。離婚の決断は簡単じゃありませんでした。10年以上つらかったんです」と語っている。

当時21歳のアンジェリーナが出演した『マイ・ハート、マイ・ラブ』(99)。ワインスタインがプロデューサーを務めていた
当時21歳のアンジェリーナが出演した『マイ・ハート、マイ・ラブ』(99)。ワインスタインがプロデューサーを務めていた写真:EVERETT/アフロ

またマドックス以外の、パックス、ザハラ、シャイロ、双子のノックスとヴィヴィアンの5人の子どもたちの親権争いについても言及。5月には仮の共同親権を勝ち取ったブラッドだが、その判決に関わった判事がブラッドとビジネス上で関わっていることが倫理的義務に反するという理由で解任され、先の共同親権に関する判決が事実上無効に。それを受け、ブラッドが再び判決の見直しを求める訴えを起こしたばかり。

「アメリカでは法廷で子どもが証言することを認めてもらえない」と子どもの権利についても言及。離婚申請時に発言していた「子どもたちにとっても(ブラッドの存在は)危険だった」ことを繰り返し述べるとともに、子どもたちも、単独親権を主張するアンジェリーナに同意見であることをほのめかしており、様々な面からブラッドにダメージを与えている。

強姦罪などで有罪の判決が下った映画プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタイン
強姦罪などで有罪の判決が下った映画プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタイン写真:SPLASH/アフロ

アンジェリーナは2017年にもハーヴェイのセクハラ未遂を告白しているが、ハーヴェイのアシスタントは今回の1件についても、「襲おうとなどしていません。世界中の男女が彼女に興味を持つでしょうが、それがみな暴行になるのでしょうか。本の宣伝のためです」と「TMZ」で反撃している。

文/JUNKO

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