豪華キャスト集結!ウェス・アンダーソン監督作『フレンチ・ディスパッチ』公開日決定&予告到着
『グランド・ブダペスト・ホテル』(14)や『犬ヶ島』(18)など、映画ファンから絶大な支持を集めるウェス・アンダーソン監督の最新作で、記念すべき長編10作目となる『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』の日本公開日が2022年1月28日(金)に決定。このたび予告映像が解禁された。
本作の舞台は20世紀のフランスの架空の街にある「フレンチ・ディスパッチ」誌の編集部。一癖も二癖もある才能豊かな記者たちが活躍し、国際問題からアート、ファッションから美食に至るまで深く斬り込んだ唯一無二の記事で人気を獲得していたが、編集長のアーサーが仕事中に急死。その遺言によって廃刊が決まってしまうことに…。
このたび解禁された予告映像は“フレンチ・ディスパッチ誌”がどのように誕生したかの解説から幕を開け、ウェス作品らしい独特な構図のもとでポップな世界観が展開。カラーと白黒、スタンダードサイズとシネマスコープへと自由自在に切り替わる画面のなかで個性あふれる登場人物が紹介され、「自転車レポーター」「確固たる名作」「宣言書の改定」「警察署長の食事室」と名付けられた4つのストーリーが描かれていく。
出演にはビル・マーレイやエドワード・ノートン、エイドリアン・ブロディ、オーウェン・ウィルソンらウェス作品の常連俳優をはじめ、オスカー受賞経験のあるベニチオ・デル・トロやフランシス・マクドーマンド、ティルダ・スウィントン、クリストフ・ヴァルツ。さらにはマチュー・アマルリックやレア・セドゥ、ウェス組初参戦となるティモシー・シャラメら主役級の豪華俳優陣が大集合。
今年7月に行われた第74回カンヌ国際映画祭でお披露目され世界中の批評家から大絶賛を獲得。そして10月30日(土)から開催される第34回東京国際映画祭の「ガラ・セレクション」部門に出品されることも決定している本作。ウェス・アンダーソンの渾身の想いが詰まった最新作に、期待はふくらむばかり。公開が待ちきれない!
文/久保田 和馬