主題歌はAwich!林遣都×小松菜奈共演『恋する寄生虫』美しさ際立つ2つの予告&本ビジュアル一挙解禁
林遣都、小松菜奈のW主演映画『恋する寄生虫』(11月12日公開)の本ビジュアルと60秒と90秒の予告編2種が解禁。主題歌はAwichが書き下ろした新曲「Parasite in Love」に決定した。
本作の原案は、10〜20代の若者を中心に絶大な支持を得る作家、三秋縋のヒット作「恋する寄生虫」。極度の潔癖症から誰とも人間関係を築けずに孤独に生きる青年、高坂賢吾を林、寄生虫が好きで視線恐怖症に苦しむ不登校の女子高生、佐薙ひじりを小松が演じ、井浦新と石橋凌のベテラン勢が脇を固める。監督は放送中のNHK大河ドラマ「青天を衝け」のタイトルバック映像も手掛ける柿本ケンサク、脚本は『眉山―びざん―』(07)、『トワイライト ささらさや』(14)の山室有紀子が務める。
解禁となった本ビジュアルに写る林、小松の視線や表情からは、狂おしさや戸惑い、切なさが強く感じられる。本ビジュアルとあわせて90秒版と60秒版の2種の予告編も到着。林、小松の美しさを際立たせる映像美はもちろん、潔癖症の高坂が執拗に手を洗っても洗ってもその手に菌が広がっていく描写や、視線恐怖症の佐薙を取り囲むように壁一面びっしりと目玉で覆いつくされている描写など、ふたりが苦しむ孤独な世界をビジュアル化するためにVFXを多用したインパクトある映像が確認できる。数々のミュージックビデオやCMを手掛けてきた柿本監督ならではの映像表現が堪能できる予告編となっている。また、「僕は一生ひとりだ。どうして自分は生まれたんだろう」「あたしもうすぐ死ぬんだ」「君は僕に命をくれたんだ」「あたしは忘れない、君のこと」など耳に残る印象的なセリフも、本作が普通のラブストーリーではないことを印象づける。
予告編で初解禁となった主題歌を担当するのは、Spotify が日本のヒップホップカルチャーを紹介するプレイリスト“+81 Connect”のアンバサダーに選ばれるなど活躍の場を広げるラッパー、Awich。映画からインスパイアされ書き下ろした新曲「Parasite in Love」の楽曲名は映画『恋する寄生虫』の英語タイトルからとられたもの。高坂と佐薙の心を思わせる歌詞、エモーショナルな楽曲に注目だ。
運命か偶然か、それとも虫の仕業か。本作で待望の初タッグ&W主演を務める林と小松が紡ぐ、繊細で儚いラブストーリーの幕開けはもうすぐだ。
文/タナカシノブ