ウェス・アンダーソンの遊び心が満載!『フレンチ・ディスパッチ』ストーリーポスター&シネマポスターが一挙に解禁
『グランド・ブダペスト・ホテル』(14)などで映画ファンから絶大な支持を集めるウェス・アンダーソン監督の記念すべき長編監督10作目となる『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』(2022年1月28日公開)。このたび本作のストーリーポスター&シネマポスターが一挙に解禁された。
先日まで行われていた第34回東京国際映画祭の「ガラ・セレクション」部門に出品され、待望の日本初上映を大絶賛のなかで迎えた本作。物語の舞台は20世紀フランスの架空の街。「フレンチ・ディスパッチ」誌の編集部で活躍する一癖も二癖もある才能豊かな記者たちは、国際問題からアートやファッションに至るまで深く切り込んだ記事で人気を獲得していた。しかし編集長が仕事中に急死し、突如として廃刊が決まってしまい…。
このたび解禁されたのは本作の劇中で描かれる4つのストーリーにフィーチャーした4点のストーリーポスターと、映画愛にあふれたデザインの2点のシネマポスター。ストーリーポスターに描かれているのは、オーウェン・ウィルソン演じるサゼラックが編集長の愛した街を自転車で一巡しながら紹介する様子。ティルダ・スウィントン演じるベレンセンが、ベニチオ・デル・トロ演じる画家で囚人のモーゼスと、彼のミューズであるレア・セドゥ演じる看守のシモーヌの関係を記事にしたためる姿。
そしてフランシス・マクドーマンド演じるルシンダがティモシー・シャラメ演じるゼフィレッリらが関わる学生運動を間近で体験する姿に、ジェフリー・ライト演じるローバックがマチュー・アマルリック演じる警察署長らと絶品料理を優雅に堪能する姿がそれぞれ切り取られている。また、シネマポスターでは劇中の登場人物たちが勢ぞろいし、ウェス・アンダーソンが営む架空の映画館で本作を鑑賞する様子がデザイン。
本日11月12日(金)正午より先行発売されるムビチケ前売券(オンライン)の特典には、ストーリーポスター1種のムビチケデジタルカード(4種類のうちどのデザインになるかはランダム)が。また12月3日(金)発売のムビチケ前売券(カード)第1弾にはメインビジュアルデザインのムビチケカードに、特典としてキャラクターたちが映画館前に列を作っているシネマポスターのポストカード、12月24日(金)発売のムビチケカード第2弾にはキャスト実写全員集合デザインのムビチケカードに、キャラクターたちが映画館で着席しているデザインのシネマポスターのポストカードが特典としてついてくる。
是非とも入手して、遊び心満載のウェス・アンダーソンの世界をより一層楽しんでみてはいかがだろうか。
文/久保田 和馬