白石麻衣「キュンキュンしました!」『劇場版コナン』最新作の見どころは「ラブ要素」
劇場版シリーズの最新作第25弾『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』(公開中)の公開記念舞台挨拶が16日、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて開催され、江戸川コナン役の高山みなみ、毛利蘭役の山崎和佳奈、降谷零(安室透)役の古谷徹、ゲスト声優を務めた白石麻衣が登壇。本作の見どころを熱く語り、会場のファンとともにコナン愛を共有した。
前日の公開初日の興行収入は、シリーズ歴代No.1ヒット作『名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)』(19)の興収93.7億円との対比で124%を記録。シリーズ初の興収100億円を目指せる大ヒットスタートを切った。会場には昨日公開したばかりにも関わらず、3回以上鑑賞したというファンが多く駆けつけ、なかにはすでに6回鑑賞したという熱狂的なファンも。高山は「その計算でいくと200回くらい観ることになるのでは?」とニコニコ。
すると、古谷が『名探偵コナン ゼロの執行人』(18)公開時の反響に触れ、「『ゼロの執行人』を206回観たという方が、半券をSNSに載せて話題になりました。映画を観るために映画館の近くに引っ越し方もいましたし、安室の愛車RX-7を買った方もいます」と振り返り、コナン、そして安室ファンの愛の深さを説明。当時話題となった現象のため、知っているファンも多かったはずだが、その熱狂ぶりを思い出したのか、古谷の話に会場はどよめいていた。
最新作の舞台は渋谷。現在、さまざまなコラボも開催され、渋谷の街はコナンにジャックされている状況。山崎は「知っている場所が登場するので、すごくワクワクします。私も渋谷に行きたいと思います!」とうれしそうに語っていた。
人気キャラの安室は本作でも大活躍。「安室は僕そのもの!と言えたらいいけれど、足元にも及ばない(かっこいい)キャラクターです。安室がブレイクしてから、ツイッターのフォロワーは倍以上に増えたし、できることが増えました」と微笑んだ古谷。夢だったアパレルブランドを立ち上げ、映画にあわせて「名探偵コナン」とのコラボも実現したことに触れ、「可能性を広げてくれたキャラクターです。このTシャツも絶賛発売中ですので、ぜひチェックしてください」と、この日着ていたTシャツを見せ、ちゃっかり宣伝し笑いを誘っていた。
この日MCを務めた日本テレビアナウンサー、徳島えりかはコナン検定1級。最新作の魅力をしっかりとまとめ、登壇者を「さすが1級!」と唸らせる場面も。「劇場版の3大要素、ミステリー、アクション、ラブ、すべてが詰まったサイコーの映画です!」と力説した徳島に続き、白石は「私は恋愛要素がすごく好きです。今回は佐藤刑事と高木刑事のキュンポイントが見どころです!」と笑顔で語った。古谷は「安室が飛びます。随所にエロかっこいい表情を見せます。あえてセクシーに喋った安室透のセリフが見どころです」と安室づくしで本作のポイントをアピール。すると、コナンも「安室さんがいたシェルター!」と見どころポイントを追加していた。
イベントでは主題歌を担当したBUMP OF CHICKENからのビデオメッセージも上映。さらに、ジェスチャーゲームに挑戦するコーナーも。ゲームは40秒後に爆発する風船を持った古谷が、高山、山崎、白石のジェスチャーからお題の答えを導き出すというもの。残念ながらあと一歩のところで制限時間をオーバーし、風船が爆発。ゲームでは白石が全身を使って一生懸命ジェスチャーを披露し、会場そして登壇者から大きな拍手が贈られる場面もあった。
最後はおなじみ、「真実はいつもひとつ!」のポーズでしめくくり、この日一番の大きな拍手に包まれながらイベントは終了した。なお、この日のコナンくんはタキシード姿で登場し、イベント最後までしっかりと高山をエスコートしていた。
取材・文/タナカシノブ