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3年ぶりに雷神降臨!『ソー:ラブ&サンダー』アスガルド組&GOG組&神殺し…今回活躍するキャラクターをチェック

コラム

3年ぶりに雷神降臨!『ソー:ラブ&サンダー』アスガルド組&GOG組&神殺し…今回活躍するキャラクターをチェック

ソーたちの前に立ち塞がる恐ろしいヴィラン、ゴア

神を憎み、神の殲滅をもくろむ男、ゴア。彼にも悲しい過去があるようだが…(『ソー:ラブ&サンダー』)
神を憎み、神の殲滅をもくろむ男、ゴア。彼にも悲しい過去があるようだが…(『ソー:ラブ&サンダー』)[c]Marvel Studios 2022

ソー:ラブ&サンダー』でソーたちの前に立ち塞がるのが、“神殺し”の異名を持つゴア(クリスチャン・ベール)。かつては神を信じ祈りを捧げていたが、最愛の娘を失ったのを機に、神の存在を疑うように。そしてある時、神と遭遇した彼は、“それ”が自分のことしか考えていないと知り激昂。ついに神を完全否定したゴアは、“神を殺す力”を手にし、全宇宙の神々を殲滅することを決意する。

ゴアが手に入れた神を殺す力とは、真っ黒な剣“ネクロソード”。原作コミックでは、映画「ヴェノム」シリーズでもおなじみのエイリアン共生体、シンビオートの一種である“オール・ブラック”が変形した剣で、それ自体が星一つを破壊するほどの力を持った恐ろしい武器だ。シンビオートは寄主と感情や衝動が一致すると強く結びつき、超人的な力を与えるため、ゴアの神々に対する憎悪と結びつくことでとんでもない威力を発揮する。

ストームブレイカーを手に立ち尽くすソー(『ソー:ラブ&サンダー』)
ストームブレイカーを手に立ち尽くすソー(『ソー:ラブ&サンダー』)[c]Marvel Studios 2022

すべての神を殺すことを目的としているゴアにとって、雷神であるソーももちろんターゲットの一人だ。前作以降ポップな雰囲気となった「ソー」シリーズだが、ゴアはその作風に合うのか少し不安になるほど、ダークで悲しい過去を持つヴィランと言える。ソーとガーディアンズとの掛け合いはもちろん、ジェーンがマイティ・ソーになった経緯も気になる『ソー:ラブ&サンダー』。笑いとシリアスのバランスが絶妙な作品になっていることに期待したい。

文/瀧川かおり

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