3年ぶりに雷神降臨!『ソー:ラブ&サンダー』アスガルド組&GOG組&神殺し…今回活躍するキャラクターをチェック

コラム

3年ぶりに雷神降臨!『ソー:ラブ&サンダー』アスガルド組&GOG組&神殺し…今回活躍するキャラクターをチェック

おちゃらけているが実はしっかり者なピーター・クイル

家族のような絆を築くガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの面々(『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』)
家族のような絆を築くガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの面々(『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』)[c] 2022 MARVEL

『ラブ&サンダー』に登場することで話題になっているガーディアンズ・オブ・ギャラクシー。彼らはソーとどのくらい行動を共にするかはわからないが、MCUでコミカルな要素を担うこの2組が同じ画面に収まるとなると、否応なしに期待は高まる。

やる時はやる男、ピーター・クイル(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』)
やる時はやる男、ピーター・クイル(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』)[c]Everett Collection/AFLO

ガーディアンズのリーダー、スター・ロードことピーター・クイル(クリス・プラット)は、宇宙を股にかけるトレジャー・ハンター。幼少期、地球に住んでいた彼は宇宙海賊ラヴェジャーズに誘拐され、そのリーダーであるヨンドゥ(マイケル・ルーカー)に育てられた。しかし彼の実の父は強大な力を持つ天界人エゴ(カート・ラッセル)で、ある目的のために地球人の女性に息子を産ませたのだった。

お調子者だがたしかなリーダーシップを持つクイルは、クセ者ぞろいのガーディアンズをまとめ上げており、このチームの結成によって、彼は単なる泥棒ではなく、ヒーローとしても活躍するように。また、チームの一員でサノスの養女であるガモーラ(ゾーイ・サルダナ)とはいい雰囲気になったが、彼女の死によって悲しい別れを迎えることになる。

『エンドゲーム』の最後で宇宙船べネターにソーを乗せて旅立った彼らだが、クイルとソーはリーダーの座を巡ってちょっとした対立を見せた。ソーはこのチームを「アスガーディアンズ(アスガルド人)・オブ・ギャラクシー」に改名するとまで言い、クイルをイラつかせる場面も。『ラブ&サンダー』では、この2人の“リーダー”の小競り合いも楽しい見どころとなるだろう。

サノス戦でも大活躍!天才アライグマ、ロケット

トニー・スタークやブルース・バナーと並ぶエンジニア、ロケット(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』)
トニー・スタークやブルース・バナーと並ぶエンジニア、ロケット(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』)[c]Everett Collection/AFLO

ガーディアンズのなかでも凶暴な性格のロケットは、アライグマの姿だが実はもともとは人間だ。百戦錬磨の傭兵兼賞金稼ぎである彼は、遺伝子改造で現在の姿になってしまった。高度な知能を持ち、武器のエキスパートでもある彼は、親友兼相棒であるグルートと共に、惑星ザンダーで賞金首となったクイルをねらっていた。しかし彼が逮捕された際に巻き込まれ、共に刑務所にぶち込まれるハメに。ガーディアンズ結成後は、悪態をつきながらも仲間のために奔走する人情に厚い面も見せている。『エンドゲーム』では、ロケットは惑星ニダべリアでソーの新たな武器となるストームブレイカーを鋳造するのを手伝った。ガーディアンズのなかでは、ソーと親しいほうだと言えるだろう。

仲間想いだが、現在は反抗期中?なグルート

絶賛反抗期中のグルートは、たびたび言葉づかいをメンバーに注意されている(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』)
絶賛反抗期中のグルートは、たびたび言葉づかいをメンバーに注意されている(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』)[c]Everett Collection/AFLO

ロケットの親友兼相棒であるグルートも、ストームブレイカーを作るのを手伝っている。彼は木のヒューマノイドで、ストームブレイカーの柄は彼の枝でできているのだ。「私はグルート(I am Groot.)」としかしゃべれないが、ロケットをはじめガーディアンズの面々は彼の意思を理解し、コミュニケーションを取ることができる。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(14)で仲間を守るためにバラバラになってしまったグルートは、それ以降の作品では少しずつ成長し、子どもの“ベイビー・グルート”や反抗期の“ティーン・グルート”として活躍。1作目以上に人気を獲得した。『ラブ&サンダー』には、ティーン・グルートの姿で登場するようだ。

ズレたところも愛らしい!屈強な元囚人、ドラックス

無鉄砲な面もあるが、仲間想いで真っ直ぐな男、ドラックス(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』)
無鉄砲な面もあるが、仲間想いで真っ直ぐな男、ドラックス(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』)[c]Everett Collection/AFLO

クイルたちが刑務所で出会ったドラックス(デイヴ・バウティスタ)は、最も凶悪な囚人として恐れられていた。しかし、サノスと結託したロナンに家族を殺された彼は、その復讐を誓い、クイルたちと行動を共にするようになる。屈強な戦士だが素朴な性格の彼は、ズレた言動で周囲を引かせることも多いが、情に厚い人物。ガーディアンズの面々のことは「新しい家族」と公言するほど大切に思っている。

心を読む&操るエイリアン、マンティス

長きにわたりクイルの父、エゴと暮らしていたが、途中で仲間に加わったマンティス(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』)
長きにわたりクイルの父、エゴと暮らしていたが、途中で仲間に加わったマンティス(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』)[c]Everett Collection/AFLO

クイルの父エゴに仕えていたマンティス(ポム・クレメンティエフ)は、触れた相手の感情を読んだり、心を操ったりするエンパシー(共感能力)を持つエイリアンだ。エゴと2人きりで暮らしていたため、当初は他人との距離をはかるのが苦手だったが、GOGに迎え入れられてからはコミュニケーション能力も向上した。特にドラックスとは仲がよく、彼は彼女に亡き娘の面影を見ている。

哀しき人生を歩んできたサイボーグ、ネビュラ

『アベンジャーズ/エンドゲーム』ではネビュラの変化が勝利の一因となった(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』)
『アベンジャーズ/エンドゲーム』ではネビュラの変化が勝利の一因となった(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』)[c]Everett Collection/AFLO

ネビュラ(カレン・ギラン)は暗殺者として育てられ、サイボーグ化されたサノスの義理の養女だ。義姉のガモーラに愛憎入り交じる複雑な感情を抱いていたが、彼女との関係が改善するにつれてガーディアンズに協力するようになる。『エンドゲーム』ではアベンジャーズ陣営に加わり、その後ガーディアンズの一員となった。

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