『新たなる希望』に『シスの復讐』、「マンダロリアン」も!ファンが本当に好きな「スター・ウォーズ」の映画やドラマを発表
マンドーとグローグーの絆を描く「マンダロリアン」に反乱軍誕生の物語を描いた「キャシアン・アンドー」
ドラマ部門で特に票を集めたのは現在までに2シーズンが配信されている「マンダロリアン」。主人公はスゴ腕のバウンティハンターであり、戦闘民族マンダロリアンの一人でもある“マンドー”(ペドロ・パスカル)。時系列的には『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』(83)の5年後にあたり、帝国は滅んだものの銀河にはならず者たちがあふれ返っている。そんななか、ある任務で強いフォースの力を秘めた幼い“ザ・チャイルド”ことグローグーを保護したマンドーが、帝国軍残党との戦いに身を投じていくことになる。
「『スター・ウォーズ』の世界観をドラマのなかで完璧に表現し、映画とは違った少し地味な部分を丁寧に描いていてとてもおもしろい。マンダロリアンとグローグーの関係性にも心惹かれる」(20代・男性)
「ほかのシリーズにない『子連れ狼』的な感じが良い。その後、グローグーがジェダイの道ではなく、マンドーとの絆を選んでいく点もいい」(40代・男性)
「ドラマ版『スター・ウォーズ』の可能性を広げた作品であり、早く続きが観たい」(50代・女性)
「マンダロリアンとグローグーの掛け合いが好き。物語が丁寧に進み、世界観もよく続きが観たくなる作品」(40代・女性)
「シーズン2でサプライズが多く見られ、最終回のルークの登場は、本当に度肝を抜かれました」(30代・男性)
ジェダイ・マスターのヨーダと同じ種族だが、まだまだあどけないグローグーとマンドーの親子のような絆も魅力の「マンダロリアン」。女性からの支持が多いのもこの作品の特徴かもしれない。
ドラマシリーズからは、先月シーズン1の最終回が配信されたばかりの「キャシアン・アンドー」も人気だ。『ローグ・ワン』で壮絶な最期を遂げたキャシアン・アンドーが主人公で、エピソード4の5年前を舞台にまだ何者でもなかった彼が帝国から追われる身となり、名もなき戦士たちと共に帝国に反旗を翻す過程が丁寧に活写されていく。エピソード6やエピソード3に登場した反乱軍のリーダー、モン・モスマ(ジェネヴィーヴ・オーライリー)も登場し、今後は反乱軍誕生の経緯も描かれていくとのことで、早くもシーズン2の製作が決定している。
「アッパークラスの政治的な駆け引きやワーキングクラスの生活の困窮、そこから反乱軍の活動につながっていく話の二重構造が、『スター・ウォーズ』らしさを感じさせられていいと思う。『スター・ウォーズ』らしいけど、新しいストーリーで好感を持てた」(50代・女性)
「登場人物それぞれに信念があり、強く生きているところに感動した。特にナーキーナ5のみんなで反乱を起こすシーンは心が熱くなった。物語は複雑なところもあるが、レジスタンスのメンバーの人間らしさや力強さの根源を理解できるような気がして、とても好きな作品になった」(30代・女性)
「異色なドラマですが、『スター・ウォーズ』の新たな可能性を感じさせ、いままでとは違ったファン層の獲得ができるすばらしい作品だと思います。シーズン2をとても楽しみにしています」(30代・男性)
アナキンとアソーカの師弟関係を軸に「クローン戦争」を掘り下げる「スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ」
アニメーション部門からは、2008年から2020年の長期にわたって展開されてきた「スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ」が多くの票を獲得。『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』(02)からエピソード3にかけて繰り広げられた「クローン戦争」を描く3DCG作品で、アナキンと彼の弟子となったアソーカ・タノらジェダイが様々な任務にあたる姿を軸に、ドゥークー伯爵ら敵側勢力の動き、クローン・トルーパーやドロイドたち、賞金稼ぎ、宇宙海賊らのキャラクターを掘り下げた群像劇にもなっている。
「それまでのアニメシリーズと違って1話1話の内容がしっかりしている。映像もまるで実写映画、それ以上の出来栄えである点」(30代・男性)
「焦点を当てられてこなかったクローンたちの人間としての生き様や成長、死といったものが描かれており、最高傑作だと思います」(30代・男性)
「エピソード1~3では詳細に描かれることのなかったジェダイたちの活躍シーンも多く、より深く『スター・ウォーズ』を学ぶ機会となった作品であるため」(30代・男性)