プロデュース業にもチャレンジ!“時代のアイコン”ティモシー・シャラメの活躍を振り返る
独自のファッションやチャリティ活動でZ世代のアイコンに!
現在27歳のシャラメは、映画での活躍はもちろん、その美しすぎるルックスと高貴な雰囲気、メッセージを発信する姿勢も話題を集め、メットガラ2021のホストを務めるなど、Z世代を代表するアイコンとしてスクリーン外でも存在感を放っている。
特に注目の的となっているのが、映画のプレミアや映画祭といったイベントでのファッションの数々。抜群のビジュアルを生かし個性的な服装を着こなす姿には、世界中から絶えず視線が注がれている。
例えば、スーツ一つをとっても、第90回アカデミー賞でのベルルッティの純白のもの、第24回クリティクス・チョイス・アワードでのアレキサンダー・マックイーンの柄物のセットアップ、『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(19)のイベントでのステラ マッカートニーのマゼンタ色のレディーススーツなど、センスを炸裂させてきた。
また、第76回ゴールデン・グローブ賞の授賞式ではルイ・ヴィトンのグリッターのハーネスを身につけたり、『ボーンズ アンド オール』の上映イベントでは背中がざっくりと開いたハイダーアッカーマンのホルターネックのオールインワンで姿を現したり、カジュアルな服装からドレッシーなものまで、常にド肝抜くような独自のセンスで観る者を魅了している。
さらに、第92回アカデミー賞の授賞式ではサステナブル素材ECONYLを用いたプラダのブルゾンを着用するなど、積極的に自らの主張も発信してきたシャラメ。『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』(19)出演後に監督のウディ・アレンの性暴力疑惑が再燃した際には「今後はアレンの作品に出演しない」と断言し、出演料のすべてをセクハラ被害者を支援する基金とニューヨークのLGBTセンター、性的暴行の撲滅運動に取り組む団体に寄付している。
加えて、ハイダー・アッカーマンとチャリティのパーカーを作り、その利益をすべてアフガニスタンの女性と子どもの権利のために活動する団体に寄付するなど、慈善団体へのチャリティ活動を通じて自身の意思をはっきりと表明し、影響力を社会変化のために役立ててきた。