新田真剣佑が語る、ハリウッドの現場の“熱量”「自分の未熟さも感じることができた」
「週刊少年ジャンプ」にて1985年に連載がスタートした車田正美の「聖闘士星矢」。コミックの累計発行部数は全世界で5000万部を突破し、テレビアニメは世界80の国と地域で放送されてきた。そんな伝説の漫画がついにハリウッドで実写映画化され、『聖闘士星矢 The Beginning』(4月28日公開)として公開される。
「『“星矢らしいアクション”』を、スタッフと話し合いながら作り上げました」
本作は主人公の星矢が自らの運命を受け入れて、彼のなかに眠る力=小宇宙(コスモ)が覚醒するまでの物語。“伝説のはじまり”を描く本作で、ハリウッド映画初主演を務めたのが新田真剣佑だ。日本での俳優活動を経てアメリカで俳優活動を本格始動させた新田は、トップクリエイターが集まる現場で日々刺激を受けていたようだ。「スタッフ一人一人が命をかけて参加していると実感させられることがたくさんあって。必死に取り組んでいる姿があふれる現場はいいなって素直に思いました」としみじみ。
『るろうに剣心 最終章 The Final』(21)や『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成』(22)などで映画ファンを魅了した新田のアクションは、ハリウッド映画の現場でさらに磨かれた様子。『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(21)やジャッキー・チェンのスタントで有名なアンディ・チャンがスタント・コーディネーターを務めた。「アンディの考えが鮮明に分かったし、思い描いていたアクションも僕と近かったので、すごくやりやすかったです。細かい見せ方についても、非常にいいコミュニケーションを取りながら撮影できたと思います」と充実の撮影を振り返る。
本作のアクションチームについては、「『“星矢らしいアクション”ってなんだろう?』とみんなで話し合いながら、一番適したアクションを選び、作り上げていく過程がすごく楽しかったです」と笑顔。「相手に対しては常にスピードやテクニックで上回らなければならない。対戦相手が星矢に向かって『DON’T DANCE AROUND!』と言うシーンがあるのですが、星矢の動きは相手からはダンスしているように見えるんです。星矢の戦い方は、踊りながら相手を避け、確実に急所を狙うスタイル。星矢のいいころを僕の得意な動きも取り入れつつ表現したかったし、どんなにデカい相手が来ても星矢なら勝つだろうという、説得力を持たせるアクションを意識して作り上げました」と、キャラクターに寄り添ったアクションの作り方を解説した。
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