新田真剣佑が語る、ハリウッドの現場の“熱量”「自分の未熟さも感じることができた」

インタビュー

新田真剣佑が語る、ハリウッドの現場の“熱量”「自分の未熟さも感じることができた」

「常に頭にあったのは、その時にできるベストを目指すこと」

アクションのトレーニング期間は撮影1か月前から本格的にスタートしたそう。「それまでも毎日ジムに通って体を作ってはいましたが、撮影1か月前からは週5日のアクショントレーニングが始まりました。アクションの選択肢がたくさんあってワクワクしたし、アンディを筆頭にチームが作る動きがとにかくカッコよくて。映像で観たらすごいだろうなって僕自身も期待しながら向き合っていました。よりカッコよく見せるためにひたすら練習を繰り返す毎日でしたね」と笑顔。

トップクリエイターが集まる現場では、日々刺激を受けていたという
トップクリエイターが集まる現場では、日々刺激を受けていたという撮影/興梠真穂

普段から鍛えている新田でも、本作での体作りは「なかなかなものでした…」と語るほど大変だったようで、「体作りを始めた最初の1か月が一番大変だったかもしれないです。でも常に頭にあったのはその時にできるベストを目指すこと。強引に脱がされるシーンで肉体を晒すシーンがあります。そこでもベストな状態が見せられるように、体はしっかり作っていました(笑)」と冗談を交えつつも、肉体の仕上がりに確かな自信をのぞかせていた。

予告にも映る聖衣(クロス)=聖闘士の防具。シリーズのアイコン的存在である聖衣のデザインはファンからの注目度も高い部分だが、本作では原作のデザインを最大限に活かしつつ、最新のVFX技術を取り入れてリファインされている。「『キターー!』って思いました。ここがクライマックスだ!と明確に分かるシーンで登場して、撮影していてもワクワクしました」と聖衣を身につけた瞬間を振り返った新田。「見た目、動きやすさ、軽さ、どれをとってもすべて一流。素材もいいものを使っているなと肌で感じました。これ以上のものはないと思います」と、自身が感じたクオリティの高さに太鼓判を押す。


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最新VFXで表現される、スペクタクルシーンにも注目![c]2023 TOEI ANIMATION CO., Ltd. All Rights Reserved

「聖闘士星矢」愛のあふれる現場では、スタッフの熱量も凄まじいものだったようで、「(聖衣を見て)『おー!』とどよめきが起こりました。ごっつい体の大人たちが、少年のように目を輝かせて僕を囲んで記念撮影していました。興奮して飛び跳ねているスタッフもいたくらい(笑)。僕は自分の姿が見えないから『写真見せてよ!』って思っていました。特に、聖衣をまとって地上に舞い降りるシーンは、撮影中も撮影後も大盛り上がり。モニターを食い入るように覗くスタッフの姿から熱量を感じました」とアツい現場の様子をレポートした。


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