「オードリーの美しさは、弱さも含めた強さ」豊田エリーがいまも愛され続けるオードリー・ヘプバーンの魅力を語る - 2ページ目|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
「オードリーの美しさは、弱さも含めた強さ」豊田エリーがいまも愛され続けるオードリー・ヘプバーンの魅力を語る

インタビュー

「オードリーの美しさは、弱さも含めた強さ」豊田エリーがいまも愛され続けるオードリー・ヘプバーンの魅力を語る

「『麗しのサブリナ』のイブニングドレスは本当にゴージャスで、光を浴びているようだった」

デザイナーのユペール・ド・ジバンシイとの初タッグ作『麗しのサブリナ』
デザイナーのユペール・ド・ジバンシイとの初タッグ作『麗しのサブリナ』[c]Everett Collection/AFLO

ファッションアイコンとしても知られるヘプバーンだが、『オードリー・ヘプバーン』の劇中では、彼女と『麗しのサブリナ』(54)以降、数々のコラボレーションを組んできたデザイナーのユベール・ド・ジバンシィとの交流秘話も明かされる。
「衣装と聞いて、一番パッと思い浮かぶのは『麗しのサブリナ』のイブニングドレス。本当にゴージャスで、光を浴びているようでした。ジバンシィとはその後、何作も組んでいくし、私生活でもお友だちだったというところもすてきです」。

さらに、豊田は、ヘプバーン初のミュージカル映画『パリの恋人』(57)の衣装についてもプッシュする。ヘプバーンはフレッド・アステア演じる名カメラマンに見出されてモデルになるジョー役だ。「いろんな衣装のオードリーを楽しめるファッション撮影のシーンは、パッパッと切り替わるので、彼女のそれぞれのスタイルを一時停止してじっくり見たくなります(笑)。なかでも、ルーブル美術館の大階段を、真っ赤なドレスのベールをなびかせて歩くシーンは、神がかりと言える美しさでした」。

『パリの恋人』でルーブル美術館にある「サモトラケのニケ」の前を赤いドレスで歩くオードリー・ヘプバーン
『パリの恋人』でルーブル美術館にある「サモトラケのニケ」の前を赤いドレスで歩くオードリー・ヘプバーン[c]Everett Collection/AFLO


続いて「『ティファニーで朝食を』でのブラックドレスも外せません」という豊田。同作ではヘプバーン演じるホリーが、NYのティファニー本店のショーウインドー前で、コーヒーを片手にクロワッサンをかじるというオープニングが強烈なインパクトを放つ。豊田は「実際に私もNYに行って、お店の前で“ティファニーで朝食をごっこ”をしようとしましたが、クロワッサンが買えなくて、代わりに屋台で売っていたプレッツェルを買って食べました(笑)」とおちゃめな笑顔を見せながらエピソードも明かした。

オードリー・ヘプバーンファンならマネしたくなる、『ティファニーで朝食を』の代表的なオープニングシーン
オードリー・ヘプバーンファンならマネしたくなる、『ティファニーで朝食を』の代表的なオープニングシーン[c]Everett Collection/AFLO
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【スターチャンネル 放送情報】
■『麗しのサブリナ』
[STAR2 字幕版]5月4日(木・祝) 16:00~
■『オードリー・ヘプバーン』
[STAR2 字幕版]5月4日(木・祝) 18:10~
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