福島第一原発事故を3つの異なる視点で描くNetflixドラマ「THE DAYS」メイン予告&ポスター解禁

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福島第一原発事故を3つの異なる視点で描くNetflixドラマ「THE DAYS」メイン予告&ポスター解禁

Netflixとワーナー・ブラザース映画が製作する役所広司主演ドラマ「THE DAYS」が6月1日(木)より配信される。このたび、本作のメイン予告およびメインポスターが解禁となった。

全8話からなる本作は、入念なリサーチに基づき、2011年3月11日、福島に押し寄せた津波によって未曾有の危機に陥った福島第一原発事故を3つの異なる視点から捉えたドラマ。「あの日、あの場所でなにがあったのか」を、政府、会社組織、そして原発所内で事故に対峙する者たち、それぞれの視点から描いた実話に基づく物語となっている。企画、脚本、プロデュースを務めるのは『劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』(18)などのヒット作を手がけた増本淳。また「コード・ブルー」シリーズの監督として増本と長年タッグを組んできた西浦正記、「リング」シリーズの中田秀夫がダブル監督を務めている。

このたび公開されたメイン予告は、凄まじい勢いで迫る津波が福島第一原子力発電所に襲いかかる衝撃的な映像で始まるもの。役所演じる福島第一原発の吉田昌郎所長、竹野内豊演じる事故発生現場に最も近い1、2号機当直長、小日向文世演じる原発から225キロ離れた首都、東京から陣頭指揮する総理大臣、小林薫演じる真っ先にベントを実行するベテラン運転員らの苦渋の表情が次々に映しだされる。猛烈に押し寄せた津波が構内へと流れ込み、施設全体に大きな衝撃を与え、大きな揺れに襲われた職員たちの緊迫した姿に、吉田所長からの痛切な緊急報告が重ねられていく。

あわせて解禁となったメインポスターは、未曾有の事故に向きあった9人のID写真が写されたもの。「これは天災か、それとも人災か。」という問題提起となるコピーが配されたインパクトのある一枚となっている。


あの場所では実際になにが起こっていたのか?事故に対峙した吉田が下す究極の決断とは?ドラマシリーズだからこそ実現した濃密な人間模様の描写をぜひ自らの目で確認してほしい。

文/鈴木レイヤ

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