バットマンも登場する『ザ・フラッシュ』スーパーガール役で橋本愛が実写吹替声優に初挑戦!
『ジョーカー』(19)、『THE BATMAN−ザ・バットマン−』(22)など数々の大ヒット作を生みだしてきたDC。現在公開中の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』や『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(21)などを手掛け、ヒーロー映画を知り尽くすジェームズ・ガンが「DCユニバースの起点となる作品」と位置づける、最新作『ザ・フラッシュ』(23)が6月16日(金)より公開される。このたび、本作でDC映画に初めて登場するキャラクター、スーパーガールの日本語吹替声優に橋本愛が決定。さらに、日本語吹替版の予告も解禁された。
スピードを武器に“時間”も“世界”も超える地上最速ヒーロー、フラッシュ(エズラ・ミラー)は、幼いころに亡くした母と無実の罪を着せられた父を救うべく、タイムループし“運命”を変えるために過去を改編する。その行動によって“現在”に歪みが生じ、世界が滅亡の危機に直面することに。過去の改変によって、スーパーマンもワンダーウーマンもアクアマンもいない世界に変わってしまった絶体絶命の危機に陥るフラッシュが出会うのが、スーパーマンと同じクリプトン星人の女性スーパーガール(サッシャ・カジェ)だ。
スーパーガールの吹替え声優を務める橋本は、『告白』(10)、NHK 連続テレビ小説「あまちゃん」(13)への出演でブレイク後に3度の大河ドラマを経験した実力派女優。『劇場版BLOOD-C The Last Dark』(12)で声優に初挑戦。『僕が愛したすべての君へ』(22)と『君を愛したひとりの僕へ』(22)ではヒロインの声を担当した彼女が、いままでアニメーション映画で培ってきた声優技術を、今回実写映画の吹替えで発揮する。
橋本は「スーパーガールので言うならば『強さ』。超能力などそういったこともありますが、気持ちの強さだと思います。カーラ(スーパーガール)は過去が詳細に描かれていないので、自分の中でも自由に膨らませて解釈した部分があって、その上でカーラに対するリスペクトや愛する気持ちなど確固たるものが築けました。故郷との別れ、家族や大切な人との別れを経験しながら大事な人を守るという彼女のエネルギー、強さ、愛情、優しさを感じ取って頂けるとうれしいです」とキャラクターの魅力を語る。
さらに実写映画の声優初挑戦については、「俳優さんが演じられているとは言え、自分のなかにカーラ(スーパーガール)としての根幹は作っておかなければいけないと思い、役作りとしてはいつもと同じ工程を踏みました。実際に声を入れるとなった時に、役者の表情や声色を聞いて実際に自分の身体でアウトプットするということ、自分自身の目の前にフラッシュがいるという仮想空間を作らなければいけないということをわかってから、どんどん声を当てやすくなりました」とコメント。時空を超えて現在と過去の2人のフラッシュ、スーパーガール、バットマンなどDC版アベンジャーズとも言える豪華ヒーローたちが集結する本作で、橋本演じるスーパーガールがどんな活躍を見せるのか、ぜひ劇場で目撃してほしい。