役所広司、菅田将暉共演『銀河鉄道の父』の声出し上映が決定!緊迫の撮影メイキング映像も到着

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役所広司、菅田将暉共演『銀河鉄道の父』の声出し上映が決定!緊迫の撮影メイキング映像も到着

役所広司主演、菅田将暉、森七菜の共演で、直木賞受賞の傑作小説を待望の映画化する『銀河鉄道の父』の声出し上映が決定。あわせて、本作より5分ワンカットの撮影メイキング映像が解禁となった。

作家、宮沢賢治がダメ息子だった、という大胆な視点から、賢治への無償の愛を貫いた宮沢家の人々の家族愛を描いた門井慶喜の小説「銀河鉄道の父」を映画化する本作。『八日目の蟬』(11)、『いのちの停車場』(21)などを手がけた人間ドラマの名手、成島出監督が監督を務め、感動のヒューマンドラマを完成させた。また、共演には豊田裕大、坂井真紀、田中泯ら実力派俳優陣が顔を並べている。

このたび解禁となったのは妹、トシ(森)の葬式のシーンで「トシがいなければもう俺はなにも書けない」と泣き崩れる賢治(菅田将暉)に、政次郎(役所)が「宮沢賢治の一番のファンになる」と賢治に訴える、映画本編で最も印象深いシーンのメイキング映像。このシーンはマジックアワーの火葬撮影だったため、成島監督はワンテイクでいきたいとオーダーしたという。クレーンとレールに乗った2台のカメラで、日没時の明かり、火葬場の火の照らし具合からその瞬間を狙った一発勝負の撮影となった。「なにがあっても止めないでください」とスタッフ、キャストに緊張感が広がるなか、カメラが回り、ワンカット5分。役所と菅田も集中力を切らさず熱演し、撮影スタッフ、キャスト陣、全スタッフのチームワークにより感動の1シーンが完成した。

本作は現在、海外展開も続々決定しており、6月の「トロント日本映画祭2023」では、成島監督の特別監督賞受賞が決まり、コンペティション部門オープニング上映が決定している。さらに、第25回上海国際映画祭での正式招待や、台湾公開も予定している。

また、5月26日(金)よりkino cinema立川高島屋S.C.館にて声出しOKのイベント上映「笑おう!泣こう!声出し銀河上映」が開催される。当日は、来場者にオリジナル手拭いのプレゼントもあり、周りを気にせずみんなで笑って、みんなで泣こうという企画となっている。上映後は成島監督のトークイベントも決定しているので、ぜひ詳細をチェックしてほしい。


文/鈴木レイヤ

※kino cinema立川高島屋S.C.館の「e」はアキュート・アクセント付きが、「高」は「はしごだか」が正式表記

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