鳥山明の傑作漫画原作『SAND LAND』主題歌に“原作と同い年“のimaseが抜擢

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鳥山明の傑作漫画原作『SAND LAND』主題歌に“原作と同い年“のimaseが抜擢

全世界における累計発行部数2.6億部を突破した漫画「ドラゴンボール」をはじめ、一世風靡した「Dr.スランプ」、大人気ゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズのキャラクターデザインなど、数々の国民的作品やキャラクターを生み出してきた漫画家、鳥山明。そんな鳥山作品のなかで“圧倒的完成度を誇る名作“と呼び声の高い同名漫画を原作とする『SAND LAND』(8月18日公開)。このたび、本作の主題歌がimaseに決定したことが明らかになった。

水を失った摩訶不思議な砂漠の世界“サンドランド“を舞台に、「幻の泉」を求め悪魔の王子ベルゼブブ(声:田村睦心)、魔物のシーフ(声:チョー)、人間の保安官ラオ(声:山路和弘)の奇妙なトリオが繰り広げる大冒険を描く本作。原作は、全1巻という短編ながら、鳥山ワールドの持つ魅力が詰め込まれており、いまもなお熱く語り継がれる伝説の名作となっている。

主要キャストの解禁とともに公開された、ハイクオリティで描かれるアクションシーン満載の予告映像を観たファンからは、「初期のドラゴンボールで感じられた鳥山明先生の作品らしいワクワクする冒険感がすごくいい!」、「原作で初めて見たときから目を奪われたシーンだったけど、これをアニメーションで観ることかできるなんて興奮する」といった声が寄せられた。

そして今回、本作の主題歌を原作と同い年、22歳のアーティスト、imaseの書き下ろし「ユートピア」に決定。2020年に音楽活動を開始し、わずか1年でメジャーデビューをはたしたimase。2022年8月にリリースした「NIGHT DANCER」が TikTokでの総再生回数39億回超え、韓国最大の音楽配信サイト「Melon」では日本人初となるTOP100入りをはたした。そんなimaseが自身初となる映画主題歌として書き下ろした「ユートピア」は、ベルゼブブたちの冒険を彩るかのようなポップな曲調に、種族を越えた友情を感じさせる歌詞が特徴的な楽曲となっている。さらにimaseは、2000年11月2日に初版コミックスが発売された本作と同年11月9日生まれ。まさかの一週違いの誕生日という“ジャンルの垣根を越えた同級生“という奇跡のタッグが実現した。さらに、米津玄師やiri、Awesome City Club などのプロデュースを手掛けるmabanuaが編曲を担当した同楽曲が、7月7日に配信リリースとなることも決定している。

あわせて「ユートピア」を使用した、原作の絵柄とアニメーションが融合したシーンから始まる最新予告映像も解禁。「鳥山明を体感せよ─」という言葉を皮切りに、生き生きと動き回る“鳥山タッチ“そのままに描かれたキャラクターたちが登場。しかし敵と戦いながら「本当の悪魔は私の方じゃないか」と呟くラオや、地面に倒れ込むベルゼブブの姿といった不穏なシーンが随所に散りばめられ、物語の行く末が気になる仕上がりとなっている。


“鳥山ワールド“全開の名作漫画をハイクオリティーなアニメーション技術で描く本作。果たして人間の犯した罪とは?そしてサンドランドに隠された真実とは?続報に期待したい。

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