キアヌ・リーブスが大阪へ!キルカウントも過去最多の『ジョン・ウィック:コンセクエンス』は“IMAX推し”

コラム

キアヌ・リーブスが大阪へ!キルカウントも過去最多の『ジョン・ウィック:コンセクエンス』は“IMAX推し”

真田広之にドニー・イェン、各国のアクションスターが続々参戦!

「イップ・マン」シリーズや『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(16)など、世界を股にかけて活躍する香港のアクションスター、ドニー・イェン。そして『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)や『ブレットトレイン』(21)などハリウッド大作への出演が相次ぐ真田広之。アジアを代表する2人のアクションスターの初参戦も今作の見どころの一つ。

ドニー・イェンが演じるケインと、真田演じるシマヅは、それぞれジョンの旧友という役どころ。映画前半に描かれる大阪コンチネンタルホテルでのバトルシーンでは、両者が刀を交えるアクション映画ファン必見の対決が展開。アジア俳優のパワーを存分に感じる俊敏な動きを一瞬たりとも逃したくないのならば、巨大なスクリーンを有するIMAXでの鑑賞は外せない。さらにグラモン侯爵に娘を人質に取られたことからジョンを狙うことになるケインとジョンの友情ドラマは本作を彩る重要なアクセントとなっており、クライマックスのサクレ・クール寺院へ向かう階段での格闘シーンはとにかく胸アツだ。

真田広之、ドニー・イェン、リナ・サワヤマら初参戦キャストにも見せ場がたっぷり
真田広之、ドニー・イェン、リナ・サワヤマら初参戦キャストにも見せ場がたっぷり[r], TM & [c] 2023 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.

ほかにも新キャストとして、シマヅの娘アキラ役にはこれが長編映画デビューとなるリナ・サワヤマ。鋭い目力とキレのあるアクションを披露するアキラとシマヅの父娘のドラマも見逃せないポイントとなっている。さらにジョンをつけ狙う賞金稼ぎのトラッカー役に、これまでテレビドラマを中心に活躍してきたシャミア・アンダーソン。そして、ジョンを粛清しようとするグラモン侯爵役には「IT/イット」シリーズでペニーワイズ役を演じたビル・スカルスガルド。それぞれのキャラクターに見せ場となるシーンがしっかり用意されており、迫力満点のIMAXで観ればさらに興奮することまちがいなし。


グラモン侯爵を演じるのは、ペニーワイズ役でおなじみのビル・スカルスガルド
グラモン侯爵を演じるのは、ペニーワイズ役でおなじみのビル・スカルスガルド[r], TM & [c] 2023 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.

もちろん、1作目からジョンと信頼関係を築いているウィンストン役のイアン・マクシェーンや、バワリー・キング役として「マトリックス」シリーズに続いてリーブスとタッグを組んでいるローレンス・フィッシュバーンらおなじみの顔ぶれにも注目。序盤にしか登場シーンはないが、コンシェルジュのシャロン役を演じるランス・レディックは、本作の北米公開の直前に60歳の若さでこの世を去った。最後まで忠実なコンシェルジュであり続けた彼の輝きを、とくとその目に焼き付けてほしい。

まだまだ拡大する“ジョン・ウィックワールド”に乗り遅れるな!

イアン・マクシェーン演じるウィンストンと、ローレンス・フィッシュバーン演じるバワリー・キングは本作でも登場
イアン・マクシェーン演じるウィンストンと、ローレンス・フィッシュバーン演じるバワリー・キングは本作でも登場[r], TM & [c] 2023 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.

本作の公開に合わせ、ウィンストンの若き日を描いたシリーズの前日譚となるスピンオフドラマシリーズ「ザ・コンチネンタル:ジョン・ウィックの世界から」(Prime Videoにて独占配信中)がスタートした。また来年には、アナ・デ・アルマスを主演に迎え、『ジョン・ウィック:パラベラム』に登場した“バレリーナ”を主人公にしたスピンオフ映画『Ballerina』が公開されることも決まっており、2023年5月には製作会社であるライオンズゲートの四半期決算会見で、シリーズ5作目の開発が進められていることが明らかにされているなど、今後さらなる拡大を続けるであろう「ジョン・ウィック」シリーズ。

すでにスピンオフ作品や続編の開発が進行中!
すでにスピンオフ作品や続編の開発が進行中![r], TM & [c] 2023 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.

まずは最新作が劇場公開されているいまこそ、キアヌ・リーブスの新たな代表作にして、度肝を抜くようなバトルが止めどなくあふれかえる究極アクションの世界に、IMAXでとことん没入しよう!

文/久保田 和馬


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